今朝は、【夢占い カエル】で検索したぞ。

夢占い、好きです。自分の奥深くに隠れている潜在意識と言われる部分が見えてくる気がします。

夢を覚えてる日はチャンス！起きたら、即検索です。

今の会社に入って2ヶ月ほど経ったある日です。「んぐっ、んんがっ、、んがあ゛〜っっ」という叫び声を上げて起きました。

「はぁっ、、はぁっっ・・」爪をキィ〜って鳴らしているフレディ君がほんとにそばにいて欲しいくらい、不安が襲いました。

お風呂に入っていると、黒いウニョウニョした虫がいっぱいわいてきたのです。

【夢占い 風呂 虫がわく】→ 「健康に不安がある状態です」「精神的な病を発症している可能性があります」

「はっはっは」乾いた笑い。フレディも一緒に笑っておくれ。

私そーとー参ってるな、と。

四十路で、異業種から転職し、慣れない仕事に苦しみ、丁稚奉公並みに朝から晩まで毎日あっぷあっぷと過ごしていました。

仕事が出来ず、当然怒られる。自分は何も出来ないんや、と落ち込む。夜中に家に帰って、遅い時間にビールとジャンクなフードを掻き込み、気絶するように眠る。

2ヶ月後、そんな夢を見る始末。

次の日「辞めます。向いてません」と言いました。

ベンチャー企業に勤めているので、社長に直談判です。

社長は言いました。

俺は今のままでお前を大阪に返すわけにはいかへんねや。せめてあと3ヶ月は耐えてくれ。その時にまだモノになって無かったら、それはお前がこの仕事向いてるって思った俺の負けや。

この会社に入ったきっかけは、社長に出会い、「向いてんちゃう？この仕事」と言われ、有頂天になったことからだ。

小さな業界だが、今やリーダーカンパニーと呼んでもいい会社だと自負している。

そんな社長の下で働きたい！修行させて下さい！東京に行きます！！と決めたのは私。

にも関わらず、2ヶ月が経ち、風呂に虫がわく夢を見てしまった。このままでいくと、私潰れてまうな、と思った。

しかし、夢を見て、自分の状態を知れた私は、社長に本音でぶつかり、社長も指導方針を少し緩くしてくれた。

社長と本気で話し合い、自分の甘さを痛感した。自己管理をして、しんどくならないようにも気をつけた。

あれから、もうすぐ1年が経とうとしている。

あの頃、出来なかったことが随分と出来るようになっている気がする。

社長も褒めてくれるようになった。責任のある仕事も任されるようになった。

今は、なんとやらウイルスで大変だ。踏ん張りどきだ。

でも、多分この社長に付いていけば大丈夫やと思っている。

あの時、あの夢を見ていなければ、わたしは自分のホントの状態に気付かないうちに、フェイドアウトしていたかも知れないと思う。