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「ゴミの分別」を書き捨てる

昨日、「ゴミの分別」なんて極めて日常的なことを文字として「書き」出してしまったために、今日は「ゴミの分別」のどうでもいい記憶や、どうでもいい感情に、度々ふりまわされている。

書き捨てるためにも、まずはゴミ分別のどうでもいいリアルを整理。

①今住んでいるところ
・燃えるゴミとその他のゴミが指定ゴミ袋
・包装用プラ、瓶・缶・ペットボトルーゴミ袋指定なし
・他、ダンボール、紙、衣類、乾電池などは別回収
ゴミの分別基準を確認する手間はあるけれど、指定ゴミ袋を使うのは、月間で10枚程度。リサイクル系は指定ではないので、20Lなどのポリ袋やレジ袋などで対応でき、わりと良心的。

②以前住んでいたところ
・家庭ゴミと包装用プラが指定ゴミ袋
・瓶・缶・ペットボトル、乾電池、金属ものー専用回収ボックスにそのまま投入
・他、ダンボール、紙、衣類は別回収
燃える燃えないなどの区別がなく、「家庭ゴミ」って言う括りで捨てられたので、ほぼストレスフリー。指定ゴミ袋を使うのは、月間で13枚程度。

で、終わればいいのだけれど、その前の記憶まで遡り、そこが厄介なのが困りどころなのである。

③その前に住んでいた小さな町
・燃えるゴミ、燃やせないゴミ、包装用プラ、その他プラ、瓶は色別、缶、ペットボトルをそれぞれ指定ゴミ袋へ
・他、ダンボール、紙、衣類、乾電池などは別回収
家の中が指定ゴミ袋だらけになる程の分別。1本だけ茶色の瓶とかでたら、その1本を捨てるためにゴミ袋が必要なのだから、毎月「指定ゴミ袋」というレジ袋よりタチの悪いプラごみが、ありえないレベルで発生していた。しかも、プラスチック製品などの、その他のプラごみのリサイクルは、基本的にはサーマルリサイクル。燃やすなら、燃えるゴミと一緒でいいし、それを捨てるためにわざわざプラの袋に入れてゴミを増やしているのだから、3Rとは何かを考えさせられる。

「ゴミの分別」と文字で書き出してしまったがために、どうでもいい過去のゴミ分別の記憶、それに伴い③当時の面倒な記憶や面倒な記憶や面倒な記憶も芋蔓式に思い出されてしまうので、面倒なことこの上ない。

この「ゴミの分別」に紐づく無駄な感情を書き捨てるには、もう少し分解する必要もある。めんどくさいけど、環境のためだから当然よね、、などでは、なんの消化にも昇華にもならない。

ゴミの分別は、無駄だとは思ってはいない。
資源の有効活用や、廃棄物の削減、コスト削減、環境保護など現実的な効果に加え、人々の環境意識の向上などにもいい影響がある(はず)ことは、改めて振り返るほどのことでもない。

それでも、ゴミの分別のさらなる可能性やら、メリットやら、ポジティブ変換やら、なにかしら自分にプラスになる要因を見つけて出してから、当時のどうでもいい記憶と不快な感情を捨て去りたい。

・個人も行政も環境保護をしている感を醸成できる
・分別が増えるほど、回収業者やその関係者の仕事が増える
・分別ゴミ箱やエコバッグ、指定ゴミ袋などの販売業者、製造業者が儲かる
・ゴミ分別に関わる大量の印刷物などがあるから、印刷業者、代理店なども儲かる
・エコライフ、シンプルライフ、ミニマリスト系ブロガーなどにとっては格好のネタ
・本気でリサイクルを考える企業や人による新しいテクノロジーの開発

とりあえず、ゴミを分別すればするほど、誰かが得をする。その恩恵の多くは、環境ではなく人。要は、経済にはいい影響がある。

そういえば、大人気の某エコバッグ。事情により業者枠で大量購入、結局事情により使えず、メルカリで全部捌いた。それなりに利益が出たわけだから、多少なりともエコバッグの恩恵を受けた1人ではある。

ん〜30点。
この分解は、私にとっては面白みはないし、将来につながりそうなカケラさえ今のところは見いだせない。

そして、もう一つ。②の都市で手放したものは、③の町でのたくさんのトライ&エラーから生まれたもの。でも、やった感が残ったのは②の都市で、③の町での人生初のトンデモないプライスレスなたくさんの出来事や思い出は、いつのまにか面倒なアレコレの記憶ばかりに上書きされてしまったことに気がついた。思い出は綺麗なままなんていうけど、私の場合はゴミだらけになってしまったようである。

結局、脳内ゴミは分別できたのか。めでたし、めでたし。

今日は26分。オーバーやんけ。


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