好きなひとから広がるせかい

ここ最近の『恋する寄生虫』のプロモーションを受けて、益々林遣都くんを好きになっているが、わたしの「遣都くん好き」のスタートはどんな感じだったのかなぁ。

わたしは好奇心旺盛でアンテナの感度のよいタイプとは程遠いぼんやり人間。

好きなものも小さいころは姉が好きになったものを、もれなく好きになっていた。

自分がなんらかの部分で信頼しているひとの影響を受けてなにかを好きになっていくことが多い。

10年前のわたしは仕事がハードで、子育てもしていて、テレビは見ないし、雑誌や本も読む余裕がないような生活をしていた。

ちょっとだけその生活に風穴を開けてくれたのは職場のコ。年間100本くらいの小劇場演劇を観ていた。変わっているけど魅力的なコだったので、そのコがそんなに夢中になっている演劇ってどんなもの?と一歩足を踏み入れたら、これがいい!
思い立って急でも観に行けるし、ひとりで楽しめる。
間近で演者のエネルギーを受け取ることができる。
日常から切り離してくれて、感情と感覚を揺さぶって、私のせかいを広げてくれた。
映画も好きだけど、生の演劇の高揚感はまた格別!

そしてこの演劇を好きな気持ちと林遣都くんがリンクした。

林遣都くんは『風強く吹いている』や『バッテリー』で気になる役者さんではあった。
でもこんなにぐーーーっと好きになったのは御多分に洩れず『おっさんずラブ』の牧くん役。

『おっさんずラブ』は娘たちがおもしろいよーと言っていたので一緒に見始めた。
これもやはり好きなひと(娘たち)スタート。
作品としても面白かったし、遣都くん演じる牧凌太役がほんとに牧くんとして生きていた。

でも、そのあとは私だけがぐーーーっと入り込んでいく。
そんなこんなで遣都くんの過去作を貪るように観続ける日々。

そこで出会ったのが『火花』。
映像としてはこれが決定打。
もう好きが止まらなくなった。

そして、このタイミングで観た演劇『熱帯樹』がさらに追い討ち!
演出、音楽がとてもよく遣都くんの憂いのある演技。
演劇にどハマりしていた私はもう林遣都に完落ち。

これまでの好きなひと、ものが繋がって、今遣都くんの大ファンである。

相変わらず仕事は忙しいけど、子育てはすこし落ち着きつつあり、時間は調整がつけられるようになってきている。

仕事しないと好きなことに使うお金がなくなってしまうから、頑張って仕事する。

好きを共有できる友人もできた。

新しい映像作品にワクワクしたり、舞台を観に行ったりはもちろんだけど…遣都くん関連で初めてのことをしたり、初めての場所を訪ねたりすることも増えている。

好きなひとやものがあることが私のせかいを広げてくれている。

遣都くんに感謝。ありがとう😊





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