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何でも手作りがいいという考え方をやめよう

以前、Twitterで話題になった「ポテサラ」問題に続き、今度は「冷凍餃子」を手抜きと言い放った夫のツイートがバズってる。

こういう話を聞くとホント悲しいし、悔しい。日本はあまりに家事が軽んじられていると感じずにはいられない。

もうね、昭和じゃないの。令和なのよ。そもそも家事に手抜きなんてない。家事をしてくれる人に感謝するどころか、「手抜き」なんて言う人は滅びてください。頼むから。

作りもしない人が「手抜き」と言う

ポテサラ論争のときも、今回の冷凍餃子の件も、どう考えても「手作り」を要求している側は作ったことがないだろうなと分かる。

だって、ポテサラも餃子も手作りしたらものすごく手間がかかる料理。

ポテトサラダ「ぐらい」作れだとか、冷凍餃子だから「手抜き」なんて、作ったことのある人なら絶対に言わない。

相手は小さな子どもがいるママ

幼児のいるママに対しての発言なのもイタイ。

ポテサラじじいは、パパが子連れでお惣菜を買っている場面だったら、絶対「作れ」なんて言わなかっただろう。

そして、「冷凍餃子」夫は小さな子どものいる妻に対して「手抜き」発言…この夫は実母が冷凍餃子を出しても「手抜き」って言えるのかな?

パートナーへの感謝もなく「手抜き」なんてよく言えたもんだ。

どちらも文句を言う相手を選んでいる点が許しがたい。

それに料理だけが家事じゃない。掃除や洗濯、名もなき家事も合わせたら、それこそ何時間も費やしているわけで…家事は見下されがちだけど、立派な仕事だ。

手作りは正義ではない

私は「丁寧な暮らし」という言葉がキライ。

家事は何でも手をかければいいってものじゃない。令和の時代に、洗濯板で洗濯する人なんていないでしょう?

楽をできる部分はとことん楽をすればいいと思う。それを「悪」と捉える人はいなくなってください。

楽家事は生活の知恵。何の引け目を感じる必要もない。家事をやる側もきちんとできなかったとしても、少しでもできた自分を褒めよう!

それに「手作り=母親の愛情」はただの思い込み。手作りに縛られてイライラしたママよりも、時短家事をして子どもと笑顔で過ごせるママのほうがいいと思うけどな…

そもそも家事は母親がやるものという考え方も古い。共働きが主流の時代に、女性にばかり家事を押し付けるのはいかがなものか。

家事は誰がやってもいいのに、「手をかけたものがいい!」なんて考えはもうやめよう。便利なものは使い倒して、とことん効率良く家事をする!

時短でゆとりある時間を作り、家族みんながハッピーなのが一番だと思う。




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