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えいがみたよ2023-85_92


●アラバマ物語
アラバマの町のちょっとした出来事、のような話かと思ってたら全く違った。差別問題。戦うお父さん。二人の兄弟。お父さん、いつどこで襲われるかわからない。子どもたちのこともとても心配だったろうな。それでも、正しいことのために戦った。
裁判ひどい。悔しい。こういうこと、いっぱいあったんだろうなあ。こういう戦いをして、少しずつ、世が正常の方へ向かうようにしていってるんだ、と思いたい。
ままならないこと、たくさんあるけど、少しずつ。昔よりは今のほうが良くなってる世の中であってほしい。(現在戦争しているところもはやく…)
そしてあの裁判のあとだからこそのラストも、なんだか、え…っ。となる。もし、この人が黒人さんだったら…?と思うと絶対ちがう展開だったじゃん。て思う。よかったね、とは大声で言えないなんとももんやり…

●戦場にかける橋
あれ…あれれ…これは…なんか国的に大丈夫なの…?
でも団結が生まれてる…あれ…?
あれれ…?ともんやりもんやり、これでよいのか…?と見続けてからのラスト。
ごめん、ちょっと、まさか、と、
ふはっ。と吹き出してしまったんだが…

あれをあの状態でさせる。ということにも意味があったんだろうな…その後心を正常に保って生きていけないよあんな…。
やるせない気持ちになる映画をアラバマに続き観てしまった…

それにしてもあのマーチは日本でも有名になったし、私は確か幼稚園のときの運動会のときに行進曲にされていた気もするんだけど(小太鼓が叩けなくてすっごい怒られた記憶があるので忘れられない)
戦争の映画での行進曲を幼稚園で…とちょっと複雑な気持ちにならなくもない

●ボルケーノ・パーク
そんなところにレジャー施設作って!あぶない!
ほら!言う事聞いて!
ほらーみたことかー。でした。
社長さん聞く耳持たずで自業自得みたいになっちゃったけど、最期の行いがよかったから、気の毒…という気持ちに。
車、すごい大活躍だった。
このあと、富士山爆発したら、の特番見たので、活火山恐ろしいし、自然てすごいなと思うし、心して生きねば。と思った

●猫は逃げた
どろどろぐだぐだの内容は好みではないのに、今泉監督の作品はスルッと観れちゃうの不思議だな。
いや…もんやりしつつも見てるとスッキリ展開があるからかな…
空気や物の配置もいい。
それにしても、絶対にやっちゃいけないことをした女。それだけは許せん。猫ちゃんいなくなるってほんと、毎日がつらいことなんだぞ。
そしてケンカのシーンもリアルでじくじく…
なにを言ってもあの女は許せん。

●パリ、テキサス
ジャケットを見て、きっと、興味ないな。と思っていたけど、始まりから、ど…どういうこと…?と気になって仕方ないというびっくり作品でした。
記憶…記憶あるの…?大丈夫なの…?とういうことなの…?

いろんな愛の形があるね、
とても、とても良かった。

●アイダよ、何処へ?
95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争での大量虐殺事件。95年!95年て私、小学生でのうのうと暮らしていた。こんなことが。
こんなことが、最近(生まれてからはすべて最近になります)にも、と思うことが、いっぱいあって、よくない。いつまで紛争内戦戦争をするんだ。
ヒトとヒトなのに。感覚はヒトとヒトじゃないんだな…

アイダさんなんとも難しい立場…
家族を特別扱いはたしかにできない。国連にも危険が及ぶ。
でも、でもさ…
どうにかならなかったのかな。あの状況、どうにか回避できなかったのかな…国連無能すぎる…と思っちゃうけど、ぜったいそんなじゃないよね、みんなベストを尽くしているよねつらい

いつ終わるんだろう。すべての戦い。

●47RONIN
中国と日本が融合したファンタジー世界観の赤穂浪士かな。天狗も出るし妖艶なりんこさんも出るし、ファンタジー。これはこれで。楽しめました。きれいだったよ。
わたし、日本人だけど、切腹文化はやっぱりよくわからんな…そこ、死ななきゃいけないとこ??ってなるな。でも、昔はそれが当たり前というかなんというか

●永遠に美しく…
これ、地上波でよくやってた気がするんだけど、けっこうえげつないこと言い合ってるね…
若返ると肌ぷりぷりになるのわかりやすい。メリルさんのこの年齢だからできる役。かっこいい。

●恐怖人形
日本人形怖いにきまってる。夢にでるかもしれん…(私は結構その日の夢にでます)と思ったのだけれど、目かな…不気味なんだけど…怖い、いや、怖いんだけど、なんだ…?と思って進むうちにバッタバッタと退場する登場人物たち。果てに、走る日本人形…
えっ。走ってる。足で。
ここは、すーーーー、っという動きでは…?と
もう、夢に見ないで済みそうな気配。
そして、迎えるラスト。
思い返せば、あれは?あれも?とハテナは残るのだけれど、もう細かいことは気にしない。それでいい、いい映画だ。という気持ちです(良い意味です)

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