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Kei
2021年8月14日 19:43
重ねても涼しかりけり夏衣うすき袂に宿る月影(『新古今和歌集』260 摂政太政大臣) コロナに長雨。 どこにも行けない夏。 鬱々とします。 こんな夜は涼やかで軽やかな良経の歌を読みましょう。 夏衣で佇む貴公子。纏う月光。 薄さを感じる袂は無風でだらんとしているでしょうか。いいえきっと微かな風を含んでいるのではないかしら。 初句の「重ねても」で予想した何らかの重さは結句「月影」
2021年8月7日 13:06
窓近き竹の葉すさぶ風の音にいとど短きうたた寝の夢 (『新古今和歌集』256 式子内親王)1,分からなかった話 サッパリ分かんなかったんですよこの歌。 竹の葉っぱがザワザワっとしました。目、覚めました。夏の夜っす。 っていうね。 「そっすか」以外の何物でも無かった。もっかい寝てね。 でも何かあるよ式子内親王だし。なんか読めてない気がするよ。 とも思ってました