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【第133席】あかね噺感想

 14巻買ってきました。あかね小噺で、試験の後の全生師匠の車に乗り込んでからが予想通りとわかってるんですけれども、つい笑っちゃいました。

 さてさて、本編はうらら師匠とあかねの二人が、車は車でも、タクシーを降りて東京駅に着いた所でしょうか。まだどこかへ行くのか。過去編が続きます。
 一生師匠、父上と眉毛そっくりやがな。見開きで顔がほぼ同じ角度で並んでるのは狙ったコマ割りとしか思えません。
 そしてやーっと生禄師匠登場! らっはっは! 威勢がいい感じのおじさまでしたか! ツケでどうこう言ってたコマでなんとなく予想しましたが。
 だって、ツケといえば魁生と一生の出会いじゃないですか。
 そしてそして、「人生捧げられるモンと出会うとね 目の色変わるの アンタの”それ”は――」 このフレーズは、人生をかけるに足る商材を探していた嘉一さんにも重なります。一生門下のエッセンスがアツい。くっ、一剣師匠要素は……

 ここで今回の気になる点。
 「落語の隊長」「ラバウルぶり」
 時代が時代ですから、ラバウルとはきっと戦地だろうと調べるとその通りでした。隊長とあるので、上官としてこのやくざ者を助けたのかなー、と安易に考えていましたが、ちょっと待てよ。
 慰問先で出会った可能性は……ゼロ?元々落語はにわかですし、この手の軍事系の話題は疎いので、いらんことはもう書かないでおきますが……

愛一くんは確かに名前もついてて気になりました。もじゃもじゃだけど全生師匠のキャラじゃないし……

 で、来週からが阿良川一門過去編として正式に始まるんですね。って、えっ、巻頭カラー!? 弥栄亭、円相師匠いて欲しいな~

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