【日記】父の喉も限界が近い。

3月22日　いい天気

今日も休み。
日記を書いていると痛感するが、最近休みがありすぎじゃないかと思う。

せっかく休みなのでWBCの決勝を朝から観た。
まるで漫画の世界みたいな、シナリオで書かれているかのような展開。
ラストがトラウト選手というのもすごい。
事実は小説よりも奇なり、とはまさにこういうことなのか。　
バンザイをしていると娘もよくわからずバンザイをしていた。

昼からは妻が職場に行くというので娘と二人きり。
離乳食をあげて遊んで、眠そうなので寝つかせる。
娘は僕が抱きながらくるりの『ブレーメン』と『三日月』を歌うとよく寝る。
昼寝は多分1時間だろうと思い、その間に色々なことを済ませる。

妻が予定よりも早く帰ってきて、住民票の発行と郵便局とコンビニに行く、というので娘とついていくことにした。
それぞれの目的地に着く度に車から降ろされ、僕と散歩に付き合わされる娘。
公園で桜を見て、郵便局の近くでは道端にスミレが咲いてるのを見つける。
春が早いな。
コンビニでは娘が選んだ飲み物を僕がごくごく飲んだ。
わらび餅が入ったきなこラテ、という自分では選ばない飲み物。美味しいけど重い。

夜、お風呂も済ませあとは寝るだけというときに娘が寝ない。
『ブレーメン』と『三日月』をそれぞれ4回ほど歌うがだめだった。父の喉も限界が近い。
にっぽん昔ばなしの主題歌『花頭巾』の3番、「勇気りんりん手をつなぎ」くらいで娘の力が抜けた。
どうでもいいが、花頭巾を歌うたび、初めて僕が花頭巾の3番を歌ったとき、妻が僕の創作歌詞だと思ったことを思い出す。
歌詞を調べて見せるまで信じてもらえなかった。

娘は多分、道端に咲いているスミレを見たのは今日が初めてだろう。
細やかでも、娘の初めてに同席できるのはなんとも嬉しいなあとしみじみ思った。

スミレ(だよね？)