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「ジャグリングをやってる」=「大道芸をやってる」と言われることの違和感

僕は大体のジャグリング道具に触れたことがあって、
基本技なら大体の道具ができる。

前とあるイベントでピザ回しと皿回しをしたら、
NHKの地方ニュースでその様子が流れた。

その時のキャスターの方は「大道芸の披露もありました」と原稿を読み上げていた。

Wikipedia先生によると、大道芸とは

大道芸(だいどうげい)は、路上や街頭、または仮設の掛け小屋(ヒラキ (芸能)も参照のこと)などで行われるさまざまな芸能の総称[1]。路上パフォーマンス(ろじょうパフォーマンス)、またはストリートパフォーマンスとも呼ばれる。路上での演奏ライブ、ストリートライブとは異なるが、一般的な総称としてストリートパフォーマンスと呼ばれることもある。

だそうだ。

ジャグリングとは、大道芸という広い範囲の中の1種なんだと思う。

そのジャグリングの中でも、ボールやクラブを投げるみんながイメージするトスジャクリングもあれば、
水晶玉を浮いてるように見せたり身体の周りに這わせ自在に扱うようなコンタクトジャグリング、
ファイヤーダンスのように振り回して魅せるようなスイングジャグリングとか
まあ色々細分化されてるから余計ややこしく思えるけど、
道具を自分のスキルで自在に扱い人に見せるものは大体ジャグリングかなーと思ってる。

人前で見せる芸能を大道芸と言うのであれば、確かに僕は大道芸をやっていたのかもしれないけれど、
どうしても大道芸をやってると言われるのは違和感を覚えるのは僕だけなんだろうか。

大道芸と言われるのが嫌、というわけじゃなくて
そんな立派なことやってないです…というような
申し訳無い気持ちになる。

それはきっと、大道芸人という言葉があるからだろう。

さっきのWikipediaの続きを読むと、

大道芸人は、路上で歌、口上、踊り、軽業、楽器の演奏などを披露し生計を立てている[2]。歴史的には投げ銭を取ることで生計を立てたが、現代の日本のように主催者などから出演料をもらいイベント等で芸を披露する場合もある。

と書いてある。

ここに書いてあるように、「生計を立てている」というのがポイントで、
「大道芸だけで生活していなくても、プロとしてお金をもらってやっている人が大道芸人なのであり、そういう人がやる芸を大道芸と言う」
と自分の中でイメージがあるから違和感を覚えるんだろうな。

最近ではジャグリングも一種の競技というか、スポーツ的なものとしてやってる人が多いように思えるし、
なおさら大道芸と1つにしてしまうのはなんだかなあと。


「大道芸やってるんでしょ?」と聞かれて
「まあジャグリングはやってます」と答えてしまうたび、
向こうからしたらこの答えこそ違和感あるんだろうなあ
と思いモヤモヤする。

それでも僕は
「大道芸やってます」
とは中々言えないなあ。

まあでも少なくとも大道芸人ではない、とは堂々と言えるのかな笑


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