断熱性能ってどれぐらいこだわればいいの?
気候の良い季節にはあまり気にならないのですが、寒い冬や暑い夏になると、暖かい家がいいな。涼しく過ごしたいな。と感じますよね。
住まいづくりにおいて、快適性を追求すると断熱性能へのこだわりがでてきます。
では、いったいどれぐらい断熱性能にこだわる必要があるのでしょうか?
今回は、国が定める基準から日本トップクラスまでの断熱性能がどれくらいかということを2分程度でお伝えします。
断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)で判断が可能です。値が小さいほうがより高性能な住宅です。
お客様からは、「どれぐらい断熱にこだわればいいんですか?」と質問されることがよくあります。
簡単に解説いたします。
①国が定める省エネ基準は、Ua値0.87【九州】
Ua値は、日本の地域ごとに数値が定められています。今回は九州に話を絞ってお伝えしていきます。Ua値0.87という数値は、あくまで最低クリアしないといけない数値です。
②ZEH基準は、Ua値0.6【九州】
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)を目指す上で、最低限求められる基準がUa値0.6です。
③ZEH+基準は、Ua値0.5【九州】
こちらは、国が誘導する最高レベルの水準です。このレベルをクリアできる住宅会社は、断熱にこだわっていると判断しても良いかもしれません。
④九州トップクラスの水準は、Ua値0.44
このレベルの断熱性能を持っている会社であれば、夏涼しく、冬暖かくという思いは実現できると思います。
⑤日本トップクラスの水準は、Ua値0.3前後
こちらは、北海道で求められるZEH+基準です。ここまでこだわれば九州においてもエアコン一台で十分快適に過ごせる環境が実現できます。
~まとめ~
断熱性能は、Ua値で判断ができます。こだわればこだわるほど、快適な環境になることは間違いないのですが、費用もその分かかってきます。あとは、コストバランスと窓の大きさなどの調整が必要になってきますので、あなたがこだわるポイントがどこにあるかをしっかりと考えて選ばれるのをおススメします。
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