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2020年の仕事、子育て、居場所、本と映画、行った場所

仕事

ライターの仕事で多くの方と良い出会いがあり、いろんなことを書かせてもらった。刺激的だった。以下、特に印象に残っている執筆記事10本。

子育て

娘がコロナ禍で小学1年生になった。めっっっちゃくちゃ大変だった。
緊急事態宣言下の一斉休校により、入学しても登校できない。娘は自宅で「家庭学習」に励んでいた。その頃国では、結構まじめに「9月入学」が検討され始めていた。「そうなった場合、また保育園に戻るのか?」「今必死でやっている家庭学習は無駄…?」と疑問を抱きながら、日々のニュースを見ては、親子で振り回されていた。

家庭学習は、学校から週ごとにオンラインで時間割が配布され、平日は毎日こなしていた。在宅で仕事をしていた私がサポートする流れになったが、小学1年生に「やっておいて」と言っても到底無理だ。消しゴムの使い方、座る姿勢、習慣づけ……時間割に載らないサポートがおびただしくあった。だから、私は途中から「仕事しながらサポートする」ことをあきらめて、時間割を終えるまで学習のサポートに専念することにした。

だがそれだけでは終わらなかった。子どもが家にこもって慣れない勉強をさせられると、エネルギーがありあまる。「公園に行きたい」と始まる。仕方なく、勉強が終わってから一緒に公園へ行く。途中からは1人で行かせてみたりもしたが、まだ小学生の遊び方にも慣れていないから、泣いて帰ってくる。結局、私が出動する羽目になる。そうして私は仕事時間を確保できなくなり、もどかしい気持ちでいっぱいに。メンタルが崩れた

6月から学校に通い始めて、心底ホッとした。娘は学校に行き始めて、明らかに活力が出た。やはり子どもにとって、走り回ったり、叫んだり、友達と相撲したりする場としての学校は大切なんだと実感した。

ちょうど今、娘は1人で冬休みの宿題に取り組んでいる。4月におはじきを数えて、「1+1=2」から一緒に始めたばかりなのに、繰り上がりのある足し算・繰り下がりのある引き算を100問、今ではサクッとやっている。一緒に苦労したから、感慨深いものがある。

彼女の「好き」を保障したいと、私は思っている。娘は、絵を描き、料理をし、裁縫し、ダンスを踊り、歌を歌い、自転車に乗り、サッカーをし、漫画を読み、人形を愛で、ピアノを弾いている。たくさんの人にお世話になりながら、この調子で成長していってほしい。

居場所

子どもと家庭学習をしていた頃、私は精神的に孤立していた。フリーランスで仕事をしていると、個人的なつながりはあっても、帰属する場がない。余裕がなくなったときこそ、「しんどい」とひとこと言える場がほしい。複数の「居場所」が必要だと改めて痛感した。

10月からは、書き手のコミュニティ「はとば」を始めた。書くことにフォーカスして、メンバーと切磋琢磨しながら、とりとめもない話をしたりもして、つながっている。

娘が所属する地域のサッカークラブでは、「パパ友」もできつつある。毎週会って、立ち話をする関係。これもまたひとつの居場所だ。

オンラインで読書会に参加したり、自分の兄弟3人で月に1回オンライン雑談をしたりするようにもなった。コロナによって、オンラインで居場所を作りやすい環境になった。2020年の学びを、これからも忘れないようにしたい。

本と映画

今年もたくさんの本と映画に触れた。特に印象に残ったもの。

行った場所

今年後半には、車でいくつかの場所に行った。オンラインで交流することが当たり前になった今でも、場所に赴くことで感じる匂い、風、温度、手触り、音、流れを知覚することは、ライターとして大切にしている。

2021年も、感染対策に万全を期して、フットワーク軽く動いていこう。

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