第1回 CFOの役割

こんにちは。

早速の第1回ですが、前回はコラム紹介でしたので、コンテンツとしては初めての投稿になります。
皆様、これからよろしくお願い致します。

前回少し書きましたが、最近、 少しずつですが企業のCFOを支援するお仕事をさせていただいています。
何をしてるのか?というご紹介を少しさせてください。

何をするかというと、クライアント各社のCFOと議論しながら、財務戦略やIR戦略についての思考整理をお手伝いする仕事です。
また、実務でなかなか手が回らないCFOの代わりに、次世代CFO候補を含めたチームメンバーの教育、育成のお手伝いもします。

上場企業の支援をすることが多いのですが、確かに考えてみると、上場して間もない会社のCFOは本当に大変ですよね。
上場した途端、自社を取り巻く状況がガラッと変わります。
「上場した瞬間、“会社”は“銘柄”に変わる」という言葉があるとおり、あたかもショーケースに並ぶ商品のように価格(株価)は可視化され、しかもそれは刻一刻と変動します。
そんな「ミスターマーケット」(これは私がよく使う、証券取引所に集う投資家を総称したもので、今後このコラムにも頻繁に出てくると思います)と対峙するには、独特のスキルが必要です。少なくとも、未上場時代に特定少数の株主に相対していた時と比べると、不特定多数の株主に対峙する際には異種のスキルが求められます。また、CFOとしては、株主や投資家と対峙するだけでなく、他にもやることがたくさんあります。(それが今日の本題ですが、それはまた後段で。)
そんなCFOのディスカッションパートナーとして、時には壁打ちの壁になり、あるいは経験則をお伝えし、思考整理や戦略策定のお手伝いをしています。
また、多くのCFOが抱える悩みのひとつが、メンバーの育成です。
ファイナンスという特殊領域、しかも上場企業という特殊分野での業務において、いわゆる共通言語で議論できるメンバーが社内にいない、という悩みです。CFOがひとり悶々と考えて思考がループしてしまう、という元凶のひとつがこれかもしれません。
それを打開すべく、CFOの脇を固めるメンバーの育成を担ってほしい、という強い要望があります。
そんなご要望にお応えすべく、CFO支援をさせていただいています。
CFO不在の会社の場合、極めて暫定的ですが、CFO代行も請け負います。
(ご興味ある方々、ぜひご連絡お待ちしています。←結果、営業か。笑)

すみません。ようやく本題です。

さて、そんな活動の中、クライアントの方々と議論する際、必ず話題になることがあります。
それが今日の本題「CFOの役割」についてです。

このnoteは単品でも200円で販売しますが、下記コンテンツを月4本以上お届けするマガジン「企業価値を学ぶマガジン」は月額500円です。

・企業価値に関連する体系的知識
・明日から使える企業価値に関する実践ノウハウ
・上場企業の財務戦略やIR戦略に関する独自コメント
・理論的に見る「割安株」「割高株」
・その他

この機会に一緒に学んで、ファイナンスに明るいヒト、になりましょう。

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