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ベトナム・ハノイで写真を撮る

みなさまはじめまして。

この記事が私の初めてのnoteになります。

私は主に日本(地元は京都)と東南アジアで写真を撮っております。

写真の腕はめっきりありませんが、行動力は持ち合わせており、

よく海外にでかけます。

撮影手法は主にスナップ写真です。

人を主題に撮ることで、その街の雰囲気や人の様子などを切り取れたらいいなと思って撮っています。

今回はベトナムのハノイに行ってきましたので、写真を貼りながら、撮影の場所や雰囲気、注意することなど伝えられたらと思います。

まずハノイではオールドクオーターと呼ばれている、旧市街がメインの撮影場所になるかと思います。

下の地図にある湖の北側と西側が旧市街です。

とても古い街並みで、フランス占領時代のなごりで、アジアと西洋が混じり合ったような独特の雰囲気があります。

オールドクオーターはそれほど広くなく、2日もあれば十分くまなく回れます。

この街だけではなく、ベトナムの特徴として、夜になるとお店に個性豊かな電気が灯り、街が輝き出すので、とてもユニークな景色になります。

もちろん昼間もスナップできますが、今回は夜を中心に撮影しました。

ベトナムは建物や店がいちいち洒落ていて、絵になります。

シャッターや壁などに落書きも多いので、写真に雰囲気が出やすいです。

そして観光客の大半は欧米人なので、それも絵になるポイントです。

やはりスタイルが全然違いますからね。。

しかしながら、東南アジアにおいて、夜の撮影は少しリスクがあります。

カメラを持っていると、少なからず、ひったくりやホールドアップに遭う可能性があるからです。

今回は初めてのハノイでの撮影ということで、用心しながら歩いていました。

結果的には夜にカメラを片手に歩き回っていても、問題はなかったです。

しかし現状、ハノイの治安は悪くはないという程度です。

そしてベトナムはもともと、ひったくりや置き引き専門の強盗集団がいて、バイクで背後から狙っています。

気を抜くと街中といえど置き引きやひったくりは起こりえますので、十分に注意することが大事です。

そして暗いところには行かないことが大切です。

必ず人がいて、店がある通りを歩きましょう。

それとベトナムでは観光客のふりをしたアラブ人がお金を見せてと言ってきます。実はそれが一番危ないんです。

日本のお金が見たいとか、なんだかんだ言って、お金を財布から出すように仕向けてきます。

お金を見るふりをして、いくらか抜き取るそうです。

良い人そうに見えても、そういう風に言われたら、その人は悪い人です。

私もホーチミンとハノイで1度ずつ、そういうアラブ人に遭遇しました。

自称サウジアラビア人とドバイ人でした。

二人とも、私が一人で行動しているときに話しかけてきました。

初対面でいきなりお金の話しをする人を相手にしてはいけません。

話がそれましたが、ハノイの写真に戻りましょう。

カメラを片手に歩いていると、思わずシャッターを切りたくなるのがオールドクオーターです。

夜の10時頃までは店の明かりが派手に街を照らしていますので、とても楽しいです。

私のレンズ機材は基本的には単焦点のF/1.8を使っています。

F/2.8以上の明るさのレンズですと、暗いところでちょっと厳しい状況になる可能性があります。

極力ISOを上げたくないので、ISOの上限を8000程度にして撮影しています。

歩いている途中に気に入った場所を見つけたら、人が通るのを待ったり、動きが出るのを待っています。

思いがけない時に人が通ったりしてもすかさずシャッターを切ります。

シャッタースピードは常に1/160-1/200以上に設定しています。

85mmを使う時は1/250秒ぐらいに設定したいです。

あとはカメラの手振れ補正に頼って(頼りっぱなし)ブレを怖がらずに撮ります。

上の写真は人が手前に通ったのでギリギリ止まってないのですが、全体的な雰囲気から、結果オーライの写真になりました。

フランスの名残りが多く見てとれ、ノスタルジックな雰囲気です。

ホワイトバランスを少し変えてあげるとメルヘンな感じになったり、ファンタジーな写真になります。

ハノイは冬の間、霧が出ることが多く、光が幻想的に写りやすいです。

私が行ったのは2月ですが、3月頃までは霧が出るようです。

撮影のポイントとして、オールドクオーターの北の端に高架の線路があります。

その高架沿いにアートが施された壁があり、夜はライトアップされています。

ここに現地の若い女の子やカップルが結構来るのですが、話しかけるとだいたい写真を撮らせてくれます。

ハノイの人は案外シャイというか、南国のような陽気さは無いのですが、写真を撮られるのは大好きなようです。

お店の人もカメラを向けても気にしていない様子で、やはり写真は撮りやすいです。

いかがだったでしょうか、今回はハノイの夜スナップということで書かせていただきました。

夜でも街は活気があり、人も多いので、思う存分写真が撮れます。

気をつけないといけないのは、バイクや車がひっきりなしに通るので、よく周りを観察しながらの撮影となります。

それと油断をしていると、カメラを持っていかれる可能性がありますので、そこは十二分に注意です。

お洒落なカフェやレストランも多く、ノスタルジックな街並みがハノイにはありますので、これから行かれる方も多いかと思います。

是非カメラを持っていってみてください。

広角から中望遠ぐらいの単焦点か、明るいズームレンズを持っていくと楽しい散歩ができますよ。

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