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MAMANO CHOCOLATE青梅工房立ち上げまでのお話。図面とかTODO一覧。

ママノチョコレート青梅工房立ち上げのお話です。

参考)青梅工房オープンのお知らせ

2019年4月から工房が青梅に変わりました。

新たな工房を立ち上げたわけですが、チョコレート工房立ち上げまでのだいたいのプロセスをご興味あるみなさんにお伝えできればと思います。

今回の工房の広さは13坪です。赤坂工房は2.7坪でしたので約5倍の広さです。

図面はだいたいこんな感じです。今回はパン屋さんの居抜き物件だったため、動力などの基本機能が備わっており、設備もとても良好な状態で残っていたため自分たちで簡単な図面を書いて機械を設置していきました。

確か居抜き市場で見つけた物件です。

仲介はアイカンリさんにやっていただいて、オーナーさん共々とても丁寧に対応してくださり感激でした。事前に複数回に渡り、数日間も機械の稼動確認を一緒にやってくださるところはほとんどないので、本当にありがたかったです。

主にやったこと

・保健所にて菓子製造業許可取得(取得のためにドア2カ所追加設置)
・保健所にてアイスクリーム製造業許可取得(途中)
・移転作業(今回は自分たちで2トンロングのトラックを借りてやりました)
・発注先への移転連絡
・ネット開通
・電力動力開通
・動力工事
・エアコンクリーニング(プロに依頼)
・その他クリーニング(自分たちで実施)
・防虫防鼠(プロに依頼)
・水道開通
・その他色々

こんな感じのタスクがあり、3月19日に借りてから本格的に製造を開始するのは来週くらいからになりそうなので、丸々1ヶ月程度かかりました。


お金のお話

青梅13坪で家賃が10万円弱、敷金礼金仲介手数料は1ヶ月ずつ、諸々工事費用など合わせて移転費用としては150万円くらいでした。しかもコンベクションオーブン2台やホイロ、冷凍庫冷蔵庫や立派な大理石作業台付きの冷蔵作業台などもあり、残置の設備だけで2000万円ぶんくらいはあったので、色々と作れる幅が増えます!

自分たちで新規で導入した機械としても真空ミキサー(500万くらい)、エンローバー(700万くらい。今まではテンパリング機能のみ使用していましたが、エンロービングボンボンを作っていきます!)、エンドレスシーラーなどがあるので、品質向上だけでなく作れる種類の幅もぐんと広がってます。

ということで、美味し〜いチョコを作っていきますね!

2年から3年後には函館に工房を移して100坪くらいでやろうと思ってますので、興味のあるチョコレート職人、研究者、ショコラティエ、パティシエさんは今のうちにご連絡ください^ ^

チョコレートでみんなを笑顔にできるように頑張ります!