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「これは映画素人の男が彼女に捧げた映画の物語」のつくり方

NAVERまとめが編集コンペをやると知った時、

これは挑戦しない手はないなと、直感で。

コピーライターってどうしても、

一行の短い言葉を書く仕事だと思われがちだけど、

物事の筋書きを考える、編集に近い仕事でもあるから。

コンペで大切なのは、明確なメッセージを持つこと。

審査員に対して、メッセージを受け取ってもらうこと。

NAVERまとめの現状を分析し、

3つの作戦を立ててつくっていきました。

【オムニバスではなくストーリー】

まとめ形式の「まとめ」を追求していくと、

オムニバス(いろんなものがあるキーワードで繋がっている)

その逆をいく。上から下へ。タイムラインを追っていくとストーリーになるように。

【ストーリーには対立構造を】

物語を推し進めるのは、まったく違った背景を持つ2人がいること。

テーマは映画。ここでは「映画素人の彼氏」と「映画好きの彼女」という設定に。

ちなみに、映画「スイートプールサイド」も、

「毛のない男子」と「毛ぶかい女子」という明確な対立構造を与えることで、

物語が進展し、ドラマが生まれていきます。

【予定調和を壊す関係性の変化】

対立構造のまま最後を迎えるのではなく、変化を。

どう変化をするかが読後感になります。

ここは何度も検証しながらラスト(オチ)を考えました。


物語は伝えたい情報の粘度をあげることができる。

「ストーリー」を深く考えるきっかけになりました。

結果、入賞!
やっぱり届くのは嬉しいなと。
こちらです。

これは映画素人の男が彼女に捧げた映画の物語


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