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企画でメシを食っていく2019

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BUKATSUDO講座「企画メシ2019」にまつわるnoteのまとめです。
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#企画祭

おわりのはじまり

通っていた連続講座「企画でメシを食っていく2019」が終わりました。 そのスピンオフイベントとして先日行われた「企画祭」で、私は「企画メシラジオ」と題した事前コンテンツと、当日生配信のディレクター兼DJをやりました。 いろんな話で盛り上がったんですが、その中でも企画メシ同期で、インフルエンサーとしても名高い5歳さんが「仕事について考えた」という話の一部を紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (以下書き起こし) 仕事について考え

湯気ある時間をありがとう。

いつがほんとうの終わりなんだろう。 精算に走り回っている今も、お祭りのさなかにいるような感覚になる。たとえば、この2000円の領収書だって、ただの紙切れじゃない。 駅前でのビラ配り、許可をとってやるためには、手続きが必要で、ビラを配りに行く、後ろ姿につながっている。 11月3日(祝・日)に「企画祭〜湯気ある時間〜」というお祭りを開催しました。あの時間のすべてを伝えることは難しいけれど、あの時間をすこしでも共有させてください。 あの日の6時間を、6分に。 撮影・編集は

座学から動学へ。2020年、「企画でメシを食っていく」は出港します。

スクリーンからこぶしがこっちに向かってきた。 ぶんなぐられたような気持ちになった。 映画「宮本から君へ」を観て、俳優の池松壮亮さんのことを思った。映画「君が君で君だ」のプロデュースをしていた僕は、2018年、池松さんと各地の映画館をまわっていた。 あの池松さんが1年後、このとんでもない映画の顔として、世界に挑んでいた。僕はじぶんの心の内を見つめていた。 僕も、僕は…僕はどうだ? 座ってちゃだめだ。 動け、動くんだ。 出港だ…! 最初は思いつきだったけど、そうだ

楽しめる自分を企画できたら、あとは一歩前に進むだけ。(企画でメシを食っていく2019 特別報告会レポート)

今年で5周年となるコピーライター阿部広太郎さん主宰「企画でメシを食っていく」。 昨年に引き続き、講座の学びを報告する「企画メシ2019『企画でメシは食っていけそう?』特別報告会」が8月31日(土)下北沢B&Bで行われました。 昨年からスタートした「言葉の企画」の特別報告会が同日のお昼に行われ、そのあと夕方からの開催。両部とも参加される方も多く、みんなで「言葉」と「企画」について考えた1日。 「企画メシ」の部は、時間帯も手伝ってか会場全体のテンションが高めに。元気いっぱい

頭より目の方が賢い。デザインの必然性にこだわるブックデザイナー 佐藤亜沙美の美学。

「企画でメシを食っていく2019」、今回のテーマは「デザインの企画」ゲスト講師は祖父江慎さんの事務所「コズフィッシュ」から独立し、「サトウサンカイ」を設立。『Quick Japan』のアートディレクターを務め、『静かに、ねぇ、静かに』(本谷有希子)『生理ちゃん』(小山健)など人気書籍の装丁を手掛ける佐藤亜沙美さんをお迎えしました。 「逆」をいく少女時代 図工・美術の時間に「桜の画を描きなさい」と言われて、ただ桜を描くのではなく水道をメインに桜を描き、お題に対して「逆」

芸人の個性を見極め、組み合わせる相手を決める。スラッシュパイル・片山勝三の芸人との向き合い方。

企画でメシを食っていく2019。今回のテーマは「お笑いの企画」。 ゲストには、スラッシュパイル代表の片山勝三さんをお迎えしました。 <<片山勝三さんプロフィール>> 1974年生まれ。神戸市出身。吉本興業で今田耕司・極楽とんぼ・南海キャンディーズ・キングコングのマネージャーを担当。その後、舞台、ライブ、その他興行の主催・企画・製作 番組制作・キャスティング・進行管理等 各種コーディネート クリエイター・芸能人の育成及びマネジメントを行う「株式会社スラッシュパイル」を設立し

弱さを感じるのは、大きなものに向き合っている証拠だ。

僕が主宰をする連続講座『企画でメシを食っていく』。 開催される横浜みなとみらい。そこからの帰り道はいつも振り返ってばかり。 ああ、あそこではちがう言葉を選んだ方が良かったな、とか。受けこたえとしてあっちの方がより良かったかもしれない、とか。振り返って、充実感をかみしめながらも、流れていく電車の外の景色を見つめる。 人前に立つ。座る。そして話す。 そうするからには、過剰におどおどしている訳にはいかないし、不安はぐっとこらえて飲み込んで。そう、聞いてくれてるみなさんが心配