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安全保障関連ニュースのヘッドラインを整理してみたら・・・

最近、ちょっときな臭いニュースが多いと感じています。
特に直近で気になったニュースのヘッドラインをまとめてみました。
(ソースへのリンクも設置します。)

■トマホーク最大500発購入 27年度までに
■反撃対象「指揮統制機能」は明示せず 個別具体に判断
■5年間の防衛費、40兆円超で調整 現行計画から5割増
■陸上自衛隊の沖縄部隊増強、台湾有事に備え 防衛省検討
■立民「反撃能力」容認を検討、維新・国民民主に続く


ヘッドラインを眺めてみると、防衛力増強の流れが加速しているように感じます。(規模・時間軸ともに)
また、ロシア、北朝鮮、中国を名指しする機会が増えているようにも思えます。

どうも、「それほど長くない時間軸で日本が戦争に巻き込まれる可能性が非常に高まっている」という認識が日本政府の中にあるのでは、と邪推したくなってきますね。

特に、軍事ライターのJSF氏が指摘していましたが、あの立民が反撃能力容認にあっさり転換したことも不気味さを感じさせます。


これらの情報から、日本を取り巻く安全保障環境が急速に悪化している可能性を感じています。

日本が戦争に巻き込まれるシナリオとして、比較的現実味があるのはやはり中国による台湾侵攻でしょう。
現状では、各種チャネルでの情報戦や、選挙という民主主義の手続きへの干渉に留まっていますが、、、
独裁色を強めた新体制では、何かの拍子で事態がエスカレートする可能性も十分あります。

もし中国による台湾侵攻が実行される場合、沖縄をはじめとした日本も自動的に最前線となります。
特に、沖縄への負荷は極めて高くなるでしょう。

半年以上前の情報ですが、現在沖縄周辺に配置されている防衛力は下図の通りです。

沖縄タイムス記事より
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/921118


上記を踏まえると、台湾侵攻が実施される場合には自動的に沖縄に配置している戦力への攻撃が行われることが予想できます。
中国軍にとっては、台湾を占拠する上で、沖縄方面からやってくる日米両軍が非常に邪魔です。
そのため中国側の視点に立てば、初戦の段階で早期に攻撃を行い日米軍を遅延させる戦術は理に適っているのです。
(日米軍が一方的・先制的な打撃を許すかという問題は別として。)

SankeiBiz記事より
https://www.sankeibiz.jp/article/20211107-6J7ZY3EX4JO6TAM4PUKOXO57TQ/


現在の国際情勢は、残念ながら非常に緊迫しております。
対話・交渉での衝突回避の努力は大前提ですが、そのような努力が実らず武力侵攻が行われる可能性は、ロシアが行動で証明した通り、無視できない水準となっています。

戦争へのエスカレートを防ぐための防衛力増大は、喫緊の課題と言えるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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