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教員生活の今までと、これから…

 皆さんこんにちは、はるみ 煌太郎です。
今回は、4月~新生活を始めるにあたって、今までの教員生活とこれからについて書いていきます。最後まで、どうぞよろしくお願いします!


1. 教員になろうとしたきっかけ

 私が教員になろうとしたきっかけは、「自分が小学校~高校の12年間を過ごして、『自分ならこうするな…』と生徒なりに思う場面がいくつもあった」からです。
例えば、私の学生時代の先生方はICTに弱く、生徒の方が出来るんじゃないか⁉という時がいくつもありました。そこで、大学生の時から「将来はデジタル教育の時代だ。だから、ICTは強くないと。」と思い、ICTを独学で学んでいます。実際に、私は校内分掌でもICT関連を任されてましたよ。

2. 教員生活の今まで

 私の教員生活の始まりは、「中学受験塾の補助教員」が始まりです。いわゆる大学生のバイトですが、ここでの経験は今でも心に残ってます。
補助教員1年目――。私は、「実際に中学受験(当時は今ほどメジャーではない)を経験しており生徒の気持ちに共感できるだろう!」と思っていました。しかし、時代と共に中学受験をやる人は増加し、自分の時よりも遥かにシビアになっていました。小6にして、友達と遊んだりゲームしたりするのを封印して、受験に立ち向かっていく姿に感動した覚えがあります。
塾内では例えば、「最強コンビと呼ばれる2人が、塾内で競い合って 時には喧嘩もしたけど最終的には二人で仲直り・第一志望校合格をつかみ取った」「カリスマ校長と二人三脚で歩んだ結果、第一志望校に合格」「4月に入塾した時は“どこにでもいる小6生”だったけど、日に日に受験生の目つきに変わっていった」・・と数多くのエピソードがあります笑。

このドラマは、共感する部分が多かったです!

勉強での成長はもちろん、人間面でも数多くの成長を見守ってきた日々でした。結果的に、4年間勤務したのですが<受験の本質とは何か?>と向き合った日々だったのかなと思います。

3. 県内公立学校の勤務へ

 塾の補助教員や大学生活を経て、初任校である北総地区の中学校で勤務がスタートしました。そこは、地域内トップの生徒数と学力を誇っているのに関わらず、1年目から3年生の担当で今度は 高校受験を支える立場となりました。授業も当然ながら 受験を意識したものにするんですが、"どれだけ生徒のヤル気を出させるのか”と考えていました。結果的には、夏休み~前期までは"楽しさ重視=ICTも積極的に使用”の授業にして、後期~受験対策や問題演習で鍛えて?いきました。
ただ、年間を通して分かりやすい授業をするという観点からビジュアルは意識しました。そこで役立ったのが、「スタディサプリ 中学講座」です。ふんだんに図表や写真を使っており、これを使えばいいのか!と参考にさせて頂きました笑。それをICT担当教諭らしく、スライドで活用していきました。幸いにも、ICT教育推進モデル校に指定されていた事もあり、様々なICTスキルをアップできたと思っています。

元同僚の授業の様子

 そして、県内公立高校(2024.3まで勤務)に異動しました。1年目は、GIGAスクールサポーターとして南上総地区管内の高校でICT支援を行っていました。ちょうど、県下一斉でBYOD(一人一台、家庭で用意する端末)・Microsoft365サービスの導入がスタートしたという事なので、色んな高校にお邪魔・ICTレベルの向上に努めた思い出があります。色々な先生に出会い、多くの事を吸収できた1年になりました。
2年目~は、該当校で地歴公民科・陸上競技部の指導をする立場となりました。大学受験を意識した"進学校”だったので、ハイレベル且つ分かりやすい授業を心がけましたね。授業準備に時間が掛かっていたのは思い出ですな。そうして、勤務していくうちに感じる事が一つあります。それは、『受験の意味=自分アップデート+人間面・精神面の向上+大学生活を楽しむための試練』だということです。特に、人間面・精神面の向上は受験生を見ると常々感じています。「4月より我慢強くなったな~」「面接練習を通して、マナーが分かってきたな」「"人に応援される”人間になれたぞ」なんて思う事は多々あったのです。実際、今月卒業していった3年生も同様です。
 陸上競技の面でいえば、「口で何かを言うのは誰でもできる。でも、それを行動に移せるのは たった4%の人間にしか出来ない。皆は96%の"平凡なヒト"と"4%の変えられるヒト"のどっちになりたい?」と部員には言い続けてきました。高校陸上においては、何かを変えないとタイムは縮まらないものです。大会のたびに、多くの人は"何かしら思う事"があります。それを行動に移せる4%のヒトになって欲しいと思うものです。人は誰しもが潜在能力を持っています、それを生かせるかどうかが競技力の向上に繋がっていくんです。また、『陸上競技って見た目は単純だけど、この世で一番奥が深いスポーツなんだ』とずっと思っています。陸上というのは実に繊細で、内面=心の部分も競技に出やすいんです。良い事例はこちらをどうぞ↓

4. これからの教員生活へ

 いよいよ明日~新しい教員生活がスタートします。県内の新設私立校で何もかも0(ゼロ)から作り始めていきます。これまでよりも一段階難しい局面に立ち向かう事でしょう。それでも、noteの発信を通して"よりよい未来の為に"勤務していこうと思います。

※長文になって申し訳ございませんでした。
 思いがあふれまくりました。

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