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初心者の殻を破るときに生じる痛み

新しいことに挑戦したとき、あらゆることが刺激的で成長を実感しやすい。しかし、ある一定の段階に達すると、徐々に成長スピードは減速し、ここで挫折することが多い。例えるなら、体重100kgの人がダイエットを本格的に初めて、最初の方は1カ月で8キロとか痩せていくけど、60kgくらいに達した時にどれだけ頑張っても月に2kgとかしか減量できなくなる感じに近い。


現在、UIデザインを学習していく中で、設計力、主にオブジェクト指向を意識し、画面構築している。ただ、これがめちゃくちゃ難しい。中々、前に進まない。上手くオブジェクト抽出ができない。昨日と比べて進歩が感じられない。そんな気になってしまう。


もちろん、仕事でやってるわけじゃないから、これまで通り何となく既存の有名アプリのレイアウトをパクって画面構築しても良い。でも、それでは意味がない。今のレベルを更新するためには、デザインの言語化能力が必須になる。もちろん、最終的には自分の感性になるから「私はこれが良いと思いました!」でも良いけれど、最初からそのスタンスでは成長は見込めない。「なぜ、そのボタン配置にしたのですか?」と聞かれた時に、「既存アプリがこんな感じだった」という理由では甘い。プロのデザイナーは何となくでは済まされない。


デザインの言語化をするためには、オブジェクト指向の概念を押さえることが必須。それは分かる。分かるんだけど、上手くできない。そして、なぜ上手くいかないのかも分からない。今はそんな感じ。


この状況をどう打開していくかについて考えてみる。前提として、今取り組んでることは地図アプリから自分のお気に入りの植物や木のみを探せるアプリのデザインをしている。このアイデアは彼女がそういうアプリを作ってほしいという声を起点にはじめてみた。ちなみに、締切は1月30日。これは、次回のメンターとの面談日だからここまでに仕上げたい。そう考えると、約あと2週間。


いっそのこと、次回の面談はアプリデザインレビューではなくオブジェクト指向のやり方にフォーカスした時間でも良い気がする。そのために、「オブジェクト指向UIデザイン」という本の実践問題に取り組んだり、インターネットで情報収集するのもありかも。そして、地図アプリの設計部分まで自分なりに完成させて、メンターの方からフィードバックを貰うというスタンスでも良いかも。


このまま、焦ってアプリデザインしてもおそらく中途半端な形で終わる。そもそも、この設計部分はプロのデザイナーでも苦戦する部分なので仕方がない。なので、今月は設計力にフォーカスしていくのも有り。というわけで、今月は設計力を磨く時間にしていきます。焦らず、コツコツ小さな成長に焦点を充てます!


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