見出し画像

悩んだときに足を引っ張ってくる「かもしれぬ思考」について。

悩みに決着をつけるというのは、複数の選択肢の中から1つを選びとる、ということ。

それは同時に、ほかの選択肢を捨てることでもあります。

悩んで決断できない人というのは、「ほかの選択肢(可能性)」を捨てるのがもったいないのかもしれないですね。

そして、「かもしれぬ思考」が出てきます。

「この場合はAを選んだ方がいいかな~、でも、もしかしたらこんなことが起こるかもしれないし、その場合はBの方がいいよね……どっちがいいんだろう!!」

って感じ。

選択肢の中から1つ選ぼうにも、悩むようなことっていうのはいかようにも考えることができるものなんですよね。

「この場合はA」「こっちの場合はB」と条件を整理していければいいのだけど。

ただね、そうやってそれぞれの選択肢についての可能性を考えるときには、気を付けないといけないことがあって。

それは、ファクト(事実)で考えるということなんです。曖昧な「予想」とか「感情」とかじゃなくて、事実。

たとえばカメラを選ぶならスペックを見る。
「デザインが初心者向けっぽい」みたいな曖昧な考えはNG。

ただし、メーカーの公式サイトとか信用できるところに「初心者におすすめ」みたいなことが書いてあれば、それはファクトとしてとらえていい。

選択肢から選ぶのが下手な人は、「でも落としたら修理代高そう」みたいに、まだ起こってないこと(というか起こるかもしれないし起こらないかもしれないこと)まで考えちゃってる気がします。

あと、やっぱり「合理性」を考えることが大事です。

「~かもしれないし」という思考は無限に広がります。

それこそ、今日外に出たら通り魔に刺されるかもしれないし、上から飛行機が落ちてくるかもしれない。だからと言って外に出ないってことは無いですよね……。

「○○が起こる可能性があるからどうしよう」と悩むんじゃなく、「○○が起こった場合はこうなる、起こらなかった場合はこうなる」と考えて、どちらがより合理的なのかで判断する。

まとめると、「ファクトをもとに条件を整理し、合理的に判断する」ことが、悩みに決着をつける方法なのだな~って感じです。