数値化、見える化による判断
おはようございます、小谷田です。これから朝稽古に向かいます。今日は数値化・見える化についてです。
数値化・見える化って?
ある事象に対して何らかの数値づけや言語化を行い第三者が認識できる状態にすること、だと私は思っています。
ドラゴンボールのスカウターのイメージですかね。数値化することによって相手の力を認識することができます。
数値化・見える化すると何ができる?
『比較』できます。数値化・見える化するとAという事象、Bという事象の比較、αさんとβさんの比較ができるようになるわけです。
そうすると自分の求めているものと合致するかどうかが分かりやすくなるんですね。
例えば、ファミレスのアルバイトの採用をするとします。店長さんは応募に来る人が適正か判断する必要があります。そのためにいくつか質問をして、返答を聞いてその人に求めている能力があるかどうか判断します。それを数値化・見える化すると
人当たりの良さ:⚪︎点
言葉遣い:⚪︎点
身だしなみ:⚪︎点
と言った具合になります。これを各人出していくと比較できるようになるわけです。点数の高い人が求めている人に近い可能性が高い、ハズです。
質問と点数づけがポイント
なぜ『ハズ』と言ったかと言いますと、用意した質問がその人の能力を表すに足りているか、また付けた点数が適切か、という問題があるからです。
質問が足りていない、また付けた点数が不適切の場合、結果が変わってしまう可能性があります。
点数付けが肝
質問が適切か、は適宜見直しをかけて必要であれば質問をメンテナンスしていく必要があります。
付けた点数が適切か、の判断は難しいところです。①付けた人の感覚が間違っている可能性がある、②応募者の返答が間違っている可能性がある、からです。
点数付けを適切にするには
点数付けを適切にするには『客観的指標』が必要です。判断する人が間違わないように返答のテンプレートを用意する、返答も言葉だけではなく起こった事実を提示して他の人が見ても分かるようにする、などです。
先ほどのアルバイトの例で言うと、
店長「人と話すことは好きですか?好き、嫌い、分からないから答えを選んでください」
応募者「好きです。初対面の人とでも気がつくと2、3時間ずっと話しています。」
というイメージです。お互い主観を排除して客観的な視点で判断するということですね。
まとめ
まとめますと
事象や人など、何らか比較したい時は数値化、見える化をする
数値化・見える化するための項目の定義が鍵
項目に対する評価は主観ではなく客観的指標にて行うようにする
です!以上「数値化、見える化による判断」でした!
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