企業の成功はカルチャー醸成にあるのでは?
こんばんは、小谷田です。今日は企業の成功にカルチャーの醸成が必要なのでは?という話です。
カルチャーとは価値観
カルチャーという言葉、ありますよね。文化・風土・価値観といった意味があるかと思います。英語そのままだと『文化』と覚えていましたが、日本語でカルチャーというと私は何となく価値観という方がしっくりきます。
カルチャーとは概念
カルチャーを言い換えると『みんなが判断・行動する時の拠り所となる概念』だと思います。そのカルチャーが自然と身についているので、自然とカルチャーに即した判断や行動をとる、という流れになっていると思います。
そう考えると結構重要ですよね。物事の根幹になっているものであると思います。
目玉焼きに何かける?議論
身近な例で言うと目玉焼きに何かける?議論がカルチャーの一例かと思います。醤油、塩コショウ、ソース、ケチャップ、様々な選択があると思いますが、皆さんがされる選択はカルチャーに基づくものであると思います。(ちなみに私は醤油です。)
この場合家族の中でどうなっているかが大きく影響すると思いますが、地域レベルでによって異なっている場合もあるようです。下記のサイトだと近畿が唯一塩やコショウがNO1とのこと。
企業とカルチャー
ここで企業について考えてみます。企業は目標を目指して切磋琢磨行動すると思います。働く人はその時に色々な判断や行動をすると思います。
中にはどうしたら良いか分からない場合もあると思います。その時に都度上司や仲間に「どうしたらいいですか?」と聞いていたら物事が円滑に回っていきません。また考え方が違うと調整のコストがかかり、スピードも遅くなります。
そこで、企業は自分たちが力強くスピーディーに進むために行動や考え方の指針を用意して、常にそれらを参照していくということを行っています。
良く言われるのがパーパス(存在意義)やビジョン(未来の姿)やバリュー(価値観)といった言葉群です。これらはカルチャーと言って良いと思います。働く人はそのカルチャーを指針として判断・行動していきます。
ただし、カルチャーは打ち出すだけでは意味がない
しかし、パーパスやバリューなどのカルチャーはただ言葉として作って打ち出すだけでは意味がありません。働く人たちが自然とカルチャーに即した判断、行動するようになるまで浸透しなければなりません。
カルチャーが浸透しない=カルチャーに即した判断・行動がされないということになりますので、企業が理想とする姿に近づくのが困難、または遅くなってしまいます。
なので醸成が大事
先程の目玉焼きの例で言うともし人に塩コショウを選択してほしかったら、自然と目玉焼きの時に塩コショウを選んでもらうようになるまで、塩コショウに色んな角度から触れてもらう必要があるわけです。それは醸成と言っていいと思います。
カルチャーが醸成されているかどうかが企業成功の鍵なのではないかと、最近特に思うようになりました。カルチャーの醸成がされていれば、そのカルチャーに会う人が集まるようになり、企業としての力が出て、成功にどんどん近づいていくのではないかと思います。改めてカルチャーは大事だなと思いました。
自分の理想のカルチャーがあるか、そのカルチャーが企業内で醸成されているか、そう言った目で企業を見てみるとまた違ったアイデアが出てくるかもしれません。
以上「企業の成功はカルチャー醸成にあるのでは?」でした!
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