#10 大分県で県民対象のCo2ファンド | 森を創る民のささやき
「森を創る民のささやき」ブログでの第10号の記事(2008年4月15日)です。
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#10 大分県で県民対象のCo2ファンド
大分県で、県民を対象にした、
Co2ファンドを始めるそうです。
具体的には、電気・ガス・水道・ガソリン(軽油)の
家庭内での使用量を申告してもらい、
そのCo2削減量に応じた、植林を行う仕組みです。
暮らしの中で、削減に効果のある行動として、
例えば、
・夏の冷房時の設定温度を2度高くする
・省エネ家電に買い換える
など、具体的な例も示されています。
削減した分を植林するという、この仕組み。
ふと考えると、以下の2点が疑問です。
・「申告したものが正しいかどうか?」という信憑性
→あとで、精査を行うのか、どうかはわかりませんが、
もし、記入間違いなど、間違っていたりしたら、
どうするんでしょう?
・この取組みの対象は、「今、Co2使用量の多い人?」
→環境に意識のある人は、
すでに、削減活動をいろいろ実践していて、
これ以上、削減する余地もなく、
そういう人は、この植林には貢献できなさそうです。
でも、そういう人ほど、この取組みに参加したいのでは?
いろいろ、問題点はありそうですが、
このような取り組みは始めることが重要ですので、
運営しながら、問題点等は解決していくしかなさそうです。
森を創る民のささやき April 15, 2008