#21 商品にCO2排出量表示 | 森を創る民のささやき
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「森を創る民のささやき」ブログでの第21号の記事(2008年5月8日)とその追記記事です。
#21 商品にCO2排出量表示
今日の新聞サイトに、「商品にCO2排出量表示」という内容がでています。
これは、その商品の生産過程で排出したCo2を商品に表示するというもの。
これにより、より少ない排出量での生産となるように意識を持たせたいという意図があるようです。
来年度から、大手スーパーなどで始まるそうです。
イギリスなどの欧州では、先行して始まっています。
化石燃料による発電 → 自然力による発電
石油由来の物質による包装 → 自然物質による包装
などの対応を行うことで、排出量を削減することは可能でしょう。
その分、商品価格が上昇する可能性もあります。
昨今のニュース等の報道にあるように、
ガソリン価格の変動や生活物品の一部値上げ、など
消費者は、価格に敏感に反応します。
上の排出量削減対応を行った場合、
その分、コスト増になり、価格にどれだけ転嫁されるのか、
そして、その価格を消費者が受け入れるかどうか、
そのところが、むずかしい点だと思います。
森を創る民のささやき May 8 2008
約10年の記事。
その後、商品に関連するCo2排出量を明示する、いわゆる「カーボン・フットプリント」は、最初はいろいろな商品で試行しましたが、その後は、あまり発展せず、今はほそぼそと続いているような感じです。