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1031 リレーションを重視したオウンドメディア

昨日、某マーケターと話していて、『今度、オウンドメディアを立ち上げるんですけど、業界内とのリレーション作りを目的の一つにしてやろうと思って』という話を聞いた。

『あーそれは素晴らしいし、うまくいく一つのパターンかもしれませんね`』という話をしてたのだけど、認知拡大・リード獲得・リードナーチャリングなどのよくあるBtoBオウンドメディアの用途に加えて、この「オウンドメディアを通じて、業界の人たちとつながれ、貴重なインサイトが得られる」というのは大いにある。

普通に営業活動をしていたら出会えない業界の専門家たちに取材という切り口なら出会えるかもしれないし、取材を通じて、他では聞けない話を聞けて、自社の製品開発や組織作りなど、普段の業務に活かせるヒントが見つかることもあるだろう。

実際、当社のメディアでもたまに専門家に取材してるのだけど、記事を通じた認知・リード獲得以上に、取材を通して得られた繋がりや情報により大きな価値を感じている。

また、ちょうど水曜日に広告自動化ツールのShirofuneが運営するオウンドメディア『インハウスマーケティングラボ』のイベントで、モデレーターをさせてもらったのだけど、久々にお会いできたパネラーの方もいて、パネラーの皆さんの話から自社のサービス改善につながるヒントをもらえたし、わりと得難い時間であった。

このリレーション(とそこから得られる情報)を重視したオウンドメディア運営は、経営視点でめちゃくちゃコストのかかる話でもないし、組織と社外の接点を作り、社外の知見を社内に流し続けるためにも、月1-2本更新で良いから、2年、3年と続けられると、大きな価値を生んでくれる気がする。

上記のイベントでMOLTS代表の寺倉そめひこさんは「オウンドメディアは、何が起こるかわからないから楽しい」という話をされていて、本当にそうだなと思ったのだけど、自分自身、数年前にオウンドメディアを通じて取材をしたり、されたりしたキッカケで知り合った方といまだに仲良くさせてもらっていて、大きな刺激をいただいてたりするので、オウンドメディアのPriceless感を感じた会話でした。

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