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写真家でありたいという話。

この話は僕のイメージの話なのだけれども・・・。

画家というと、絵の具が香るような、芸術の匂いがする。
イラストレーターというと、パソコンで絵を描くような商業的な匂いがする。

音楽家というと、ピアノと楽譜を思い浮かべて、芸術の匂いがする。
ミュージシャンというと、ギターとライブ会場で、商業的な匂いがする。

写真家というと、フィルムと現像液で、芸術の匂いがする。
カメラマンというと、たくさんのストロボと真っ白なスタジオで、商業的な匂いがする。

もう一度言うけれど、これは僕のイメージであって、事実がそうか分からない。
でも、僕が生きたい生き方は、芸術の方であるってお話し。

アートって聞くと、「自己表現のその先」な気がする。
デザインって聞くと、「誰かが作った需要と供給」な気がする。

写真を生業として生きていく以上、写真で生きていくお金を稼いでいくしかない。

カッコ良く言えば、クライアントワークをしながら生活費を稼いで、資金を作って、自分の作品創りに勤しむ形。

世界中の多くの“カメラマン”が悩んでいるポイントなのかもしれない。

アートであろうと、そこに需要がなければお金を生み出す事はできないのだけれど、
アートは、「需要を生み出すもの」でもあると思う。

クライアントワークは今すでにある需要の中で撮影をする。
求められたものをデザインしていく。

アートは自己表現の延長線上に、自らの作品で自らの価値を伝えて需要そのものを生み出すものなのではないかと思う。

モネはクライアントワークをしながら、自らの価値を高めていった。
そして睡蓮を始め多くのマスターピースを生み出して、印象派を確立して「需要を生み出した」。

ゴッホは、苦しい人生の中で自己を表現しながら、世間には評価されずに死んでいった天才だ。
天才だったはずなのに、「需要を生み出せなかった」。

死んだ後に評価されるなんて、そんな嬉しい事はないかもしれない。
自分がこの世にいなくても、自分の熱を感じてくれる人がいるのだから。

でも、ゴッホにはなりたくない。
生きている内に名を馳せて、モネの息遣いを感じられるような自己表現の先の作品を残したい。
そして、自分の写真で需要を生み出していきたい。

ちょっとまとまりが無くなってしまったけれど、
つまり芸術家で生きたいという事。

求められるものも作れるけれど
真に評価されるのは、アートである写真であって欲しい。

自分の見ている世界の先で、求めれられたいと思う。

カメラマンで終わりたくない。
常に、写真家でいたいと、そこを目指して今日という1日を過ごして生きたい。

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