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経済学、心理学、歴史、数学、コンピュータ、音楽、いろんなことが好きで、それらの楽しさを…

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経済学、心理学、歴史、数学、コンピュータ、音楽、いろんなことが好きで、それらの楽しさをお伝えしたいです。

最近の記事

円安だから金融緩和やめろという人の3つの過ち

どうも、ここ数日は歴史的な円安らしいです。円安になって国民の経済が破壊されて私たちは路頭に迷うことになる、、、、らしいです。まあ、新型コロナが来たところで私たちは3年耐えてワクチンを打ってなんとかなりました。とにかくパニックになる前に数字を整理しましょう。 長期で見るとそこまで円安になってない 世界経済のネタ帳さんよりお借りしました。https://ecodb.net/exec/trans_exchange.php?type=EXCHANGE&b=JPY&c1=USD&ym

    • 算数と数学を「断絶」させたがる人たち

      毎年3月のこの時期になると、塾には中1数学の予習をしたがるという方が入塾されます。毎回そこで説明するのは、「中1数学なんて小学校算数を、記号の書き方とかを変えただけだよ」ということです。言い方を変えれば、小学校までの算数を頑張ってきた子どもは中学数学の8割はクリアしてることになります。これがどういうことかを簡単に書いてみました。 中1数学はほとんど算数中1数学の内容は、多少の変化はありますが概ね ① 負の数 ② 文字式 ③ 一次方程式 ④ 比例・反比例 ⑤ 平面図形 ⑥ 空

      • 3回ワクチンを打ってきた話とか

        コロナ禍で始めたnoteを全然更新できずにいました。私は2/15にワクチンの3回目接種を決めました。 どうもオミクロンには2回では戦いきれないらしいです。ポケモンとかやってるとわかるのですが、技のタイプ相性がよくても技を繰り出すポケモン自体の能力が低いと攻撃がうまく通らないようなモノです。ゆえに進化させる必要があるみたい。 世の中では5歳から11歳向けのワクチンが本格化するみたいです。投与量が1/3ということもあって、効果が限定的ではあるのですが、オミクロンになって子ども

        • 大学4年(22歳)が新型コロナワクチンを打った3つの理由

          7/26 コメント欄で、誤字脱字を指摘していただきました。ありがとうございます。 【注意書き】 こちらの記事は、私が公式の情報などをもと書いた記事です。実際の臨床試験結果・副反応等については、かならず公式の情報を参照してください。また、私の記事が間違ってたら教えてください。 こんにちは。今回は、タイトルの通り、どうして22歳の若者大学生が新型コロナワクチンを打ったのか?について話します。以前の記事をご参照いただけば、わたしが、過度な自粛へ反対していることがわかると思います

        円安だから金融緩和やめろという人の3つの過ち

          塾講師系Twitterへの強烈な違和感

          こんばんは。ここ最近、塾講師を名乗るTwitterアカウントからフォローされることが多いのですが、強烈な違和感があるんですね。それは、自己啓発系の発信が多すぎる。ということです。 こんなツイートが回ってきました。ひらめきがどうとか言ってるのですが、終始なにを言ってるかわかりません。挙げ句の果てに解き方を覚えたら解決するそうです。数学もなめられたものです。この人は他にも、自己啓発セミナーのような楽しいツイートを繰り返してます。 私も、塾屋をやらせていただいてるのですが、自己

          塾講師系Twitterへの強烈な違和感

          内藤陽介「誰もが知りたいQアノンの正体」 感想文

          陰謀論とニセ科学以前より、「陰謀論とニセ科学の親和性」を非常に強く感じておりました。「納豆を食べたら痩せる」ですとか、「水にありがとうというと水が美味しくなる」程度の可愛いものなら、外からバカにしていればいいのです。 しかし、「ワクチンを摂取したら不妊になる」とか、「癌の治療をしてはいけない」などというところまでいくと、実際にそれに騙された人が、最悪の場合亡くなってしまいます。 とくに、私たち理系の使命は、「このようなニセ科学から周りの人を守ること」でしょう。そうでなけれ

          内藤陽介「誰もが知りたいQアノンの正体」 感想文

          吹奏楽部と陰謀論①

          3月23日。大統領選後の不正選挙騒動において、トランプ陣営のリーダー格だった、シドニー・パウエルは以下のように証言したというニュースが届いた。 不正選挙騒動は、「2020年の大統領選の際、バイデン陣営が大規模な不正を行なって選挙に勝利した」とトランプ陣営の一部が主張することに起因する騒動である。 しかしながら、確たる証拠は存在せず、裁判所でもトランプ側の主張は認められなかった。加えて、「投票機が偽装された」と幾度となく拡散してまわった、シドニー・パウエル氏は、投票機を制作

          吹奏楽部と陰謀論①

          【読書感想文】世界はいつでも不安定 国際ニュースの正しい読み方(内藤陽介 著)

          青のSPと国際ニュース今回、この本が発売された頃に「青のSP」というドラマが放映されてました。このドラマは、学校内にSP(スクールポリス)という名の警察を配置して、その人が頑張るという定番なドラマで、別にそこは普通なのです。しかし、登場人物が全員アホなんですね。普通の刑事ドラマだと、政府のトップが陰謀を企んでいたり、めちゃくちゃ合理的なモリアーティみたいな犯人がいたりとするのです。でもこのドラマはもれなく全員アホ。動機もしょうもないし、やり方も非合理的、それでも運悪く学校がグ

          【読書感想文】世界はいつでも不安定 国際ニュースの正しい読み方(内藤陽介 著)

          公式が使えないとパニックになる人

          公式はあくまで「便利な道具」数学や理科の勉強をしたひとは、とにかく「公式の暗記」を求められたことがあると思います。しかし、三角形の公式は、同じ三角形を二つ書けば平行四辺形になることがわかります。速さの公式も、そもそもX m/sが、1秒にXm進むということを知っていれば、そこから導き出せます。 実際、数学はレベルが上がると公式が多くて覚えられなかったり、そもそもどの公式を使えば良いかわからないこともよくあります 僕は、あくまで公式は便利な道具、スマホのようなものだと考えてい

          公式が使えないとパニックになる人

          中学受験は運ゲーという話

          僕自身、中学受験の経験もあるし中学受験の指導経験もありますが、皆さんの想像している以上に中学入試は運ゲーの要素が強すぎるのです。 何より大きい個人の発達の差中学受験する12歳前後というのは、人によって成長スピードのばらつきが最も大きな時期になります。身長でも、この時期に背が高い人が20歳になったらあまり高くなかったなんてことはよくあります。そもそもの認知能力に差が生じてしまうため、勉強は頑張ってるのになかなか問題が解けるようにならないというのはよくある話です。算数や国語は、

          中学受験は運ゲーという話

          災害の直後に増税をしたことを繰り返してはならない

          10年前の今日、東日本大震災という震災が発生しました。当時のテレビは、津波が街を飲み込む様子を映し、原発がメルトダウンしたという話を数週間続けていました。 未曾有の大災害で、この復興が大変であることは明らかでした。そこで、当時の民主党政権はなにをしたか、「増税」です。 災害が起こると被災した方々やその地域にお金を流す必要があります。一方、日本は国債の金利ほとんどゼロなので国債を発行してそれを復興に充ててもなんの問題もありません。というかそうすべきであったのです。もし復興の

          災害の直後に増税をしたことを繰り返してはならない

          困ってる人をピンポイントで救うことは難しい

          生理用品を買うコストのせいで若い人が困っていると言う記事が話題になっていました。そこに対して様々な意見の人がいて、ただそこで気になったことが、 「生理のコストってどこまでがコストなの?」 という問題です。生理用品だけでなく、例えば痛み止めだったり医療費だったり、バイトを休んでしまったらその分の給与がマイナスになります。また、仮に生理用品に補助金をかけるとして、〇〇の繊維が使われてるものは生理用品だけど△△はどうなんだ?という議論がおそらく出てきます。 そして、では生理用

          困ってる人をピンポイントで救うことは難しい

          夢を見ることと現実を見ないことは違う

          今日、「松かげに想う」という漫画を読みました。水瀬イノリさんという方の漫画なのですが、描かれているの吉田松陰や松下村塾なんですね。 幕末のとき、明治維新を成し遂げたのは長州や薩摩下級武士で、特に藩の中でもあまり地位は高くない人でした。力関係で言えば、その辺の大学生が10年後には国政を担ってるみたいな話で、ファンタジーみたいな出来事だったんです。 言うまでもなく、幕末の志士たちは「このままだと日本は植民地になるからなんとかして強くならなければならない、そのためには老害である

          夢を見ることと現実を見ないことは違う

          大学受験の戦略論2

          今回から「偏差値50の都立高校生が明治の政経に行く」という目標で考えていくことにしました。さて、2回目は、戦略の第一段階の「診断」を見ていきましょう。診断とは、自分の内面の診断と、外面(=環境)の診断に分かれます。 内面の診断① 性格診断 内面の診断とは、自分の性格や価値観を知ることです。自己分析とも呼ばれます。個人的には自己分析という言い方は好きではないのですが、、、(笑)。とはいえ、自己分析したところでそこで自分の向いている企業がわかったり、大学がわかったりするというこ

          大学受験の戦略論2

          大学受験の戦略論

          この記事を書いている2月現在、世の中は大学受験のシーズンです。今回は、大学受験における戦略というものを書いていきます。この記事は、例えば1年後に大学受験をしたい方、保護者の方などに読んでいただけると嬉しいです。この記事を書く上で、敬天塾のWebサイト(https://exam-strategy.jp/)や倉山満「偏差値40の受験生が3か月で一流大学に合格する本」を参考にさせていただいてます。 1. 戦略の定義戦略とは、目標達成のための資源の配分方法です。例えば受験だとしたら

          大学受験の戦略論

          トランプ勝ち組と吹奏楽部

          世の中には、不思議な世界に住んでる人がいるようで、「トランプは大統領選に実は勝利していて、それを大手メディアは隠している!」という情報を本気で信じて、殺害予告までした人がいました。 今回はその人たちの悪口を言うつもりはなくて、自分の所属していた吹奏楽部の話をしようと思います。 私のいた吹奏楽部は、夏の吹奏楽コンクールに出場してうまくいけば都大会に進めるのですが、過去10年くらいは必ず進んでいました。そして私が最高学年になった時も、「今年もうまくいくに違いない」という考えで

          トランプ勝ち組と吹奏楽部