大学4年(22歳)が新型コロナワクチンを打った3つの理由
7/26 コメント欄で、誤字脱字を指摘していただきました。ありがとうございます。
【注意書き】 こちらの記事は、私が公式の情報などをもと書いた記事です。実際の臨床試験結果・副反応等については、かならず公式の情報を参照してください。また、私の記事が間違ってたら教えてください。
こんにちは。今回は、タイトルの通り、どうして22歳の若者大学生が新型コロナワクチンを打ったのか?について話します。以前の記事をご参照いただけば、わたしが、過度な自粛へ反対していることがわかると思います。むしろ、その立場からワクチンを推奨する理由についてお話しします。
若い人は重症化しにくい、が、それなりの症状は出る
若い人って重症化しにくいから、別に打たなくていいんじゃないの?という意見が散見されます。たしかに重症化確率は他の年代に比べたら低いです。でも、肺炎って重症でなくてもしんどいんですね。それが2回の注射+数日の発熱で抑えられるならそれに越したことはないではないですか?
いわゆる、中等症という表現でも、点滴が必要になったり酸素吸入が必要になったりするそうです。自分がなったらしんどいと思いますし、自分の大切な人がそうなるのは避けたいです。
また、ワクチンを打てば副反応で翌日仕事できないという意見もあります。しかし、新型コロナに感染すれば2週間くらい仕事できません。加えて職場からの白い目がついてきます。デルタ株に関する感染抑止効果は低下すると言われてますが、それでも症状が楽になる効果は非常に高いですから、打って損はありません。
科学というのは何事も相対評価です。新型コロナに感染したときの後悔と、ワクチンを打ったときの後悔(?)を比べてみてください。後者の方がずっと軽いはずです。
国民の不安がある以上、経済活性化の足枷になる
日本人は、比較的ネガティブな民族です。さんざん、去年の春頃に恐怖を植え付けられて、なかなか経済再開の目処を立てることができていません。もちろん、新型コロナに対して適切な対処をすることは大切ですが、命は平等です。経済苦で亡くなる人もある程度抑えなければなりません。そんな中、感染対策と経済活性化の両立を最も簡単に出来る方法が提供されました。ワクチンです。
ワクチンが出る前、デルタ株が主流になる前では、「もうリスクを許容しないか?」という議論もありでした。ただ、デルタ株の感染力が高いこと、ワクチンで症状抑制ができることを考えると、ワクチンを接種して「お守り」を国民に配布するのも一つの手だと思います。
これは、ワクチン万能論ではありません、ワクチンが普及しても、経済再開は難しいかもです。それでも、ひとつずつやれることをやるべきです。
日本人の反ワクチン・反医療マインドを払拭したい
最後の理由です。よくわかりませんが、日本人は薬を嫌います。ワクチンを嫌います。その主張の中身に踏み込む気はありません。ただ、事実として、適切な治療・予防ができずに失われた命や苦しんだ人がたくさんあります。有名なものだと①HPVワクチン②経口避妊薬③抗がん剤治療でしょう。
HPVワクチンは、ヒトパピローマウイルスというウイルス対するワクチンで、このウイルスが癌を引き起こすことが知られています。ウイルスが起こすのは、風邪や肺炎だけではないのです。女性では子宮頸がん、男性でも中咽頭がんなどのがんの原因になります。これを予防する画期的なものだったのですが、残念ながら一部のメディア・国民の強い反対で接種が下火になり、先進国で最も子宮頸がんの多い国になりました。
経口避妊薬は、ピルとも呼ばれる、飲まないことで死に至るようなものではないですが、女性の月経の不快を緩和させたり、非常に高い避妊効果が得られることが示されています。ただ、こちらも日本ではなかなか普及しません。コンドームは、男性側に判断が委ねられますが、経口避妊薬は女性が自分で選択して飲むことができます。これも、女性が安心できる一つの要因になりえます。
抗がん剤治療は、副作用が強いという理由もあってから古くから反対する人が多く、がん患者が治療を拒否して民間療法などに頼り、結果的に症状が悪化する事例がありました。がんは、人間にとっての悩みのタネではありますが、日夜進歩を続けてる医療分野です。年々、安全で効果的なものが提供されつつありますが、残念ながらそれを拒否してしまう人が後を断ちません。
今回参照させていただいたもの
①こびナビ
②厚労省webサイト
https://v-sys.mhlw.go.jp/
③あすか製薬株式会社(経口避妊薬について)
④国立がん研究センター
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