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いいねに価値を見出す退化した人類とは決別し牡蠣を味わう。
今年のテーマの1つは偶発性を楽しむこととそのために審美眼を鍛えること。というのもTwitterなどのいいね文化がクソすぎる。
いいねに価値を見出す人は自ら見極める能力がなくなった退化した人類にしか見えない。結果マーケティングがすべてな世界線で踊るしかない。
そんな世界線ではいいねがもらえる料理、星が多くついた料理が高くて人気があるし、好きなもの・憧れのものでなく、ロジックで固めた服を着る。デートコースすらも偶発を楽しまずにネットに載ってるコースを使う。誰も自分の肌感覚を持たなくなり人類は退化していく。
肌感覚・審美眼を鍛えるには解像度の高いものをじっくり時間をかけて観察味わうことが重要。人と会うこと、旅に出ること、本を読むこと。世の中の解像度を感じながら生きていく。手を動かしている人に会うこと、歴史や大自然を感じること、古典を読むこと。
そんなことを考えながら、解像度の高い牡蠣を修行と思い味わう。牡蠣は臓器全てが詰まっているので、一口で味も食感も異なる。また、上に乗る茶葉も自然の苦味が凝縮されている。こうして今日も感覚を鍛えていく。
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