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こたの物語②

みなさん、こんにちは!
こたです。

前回の「こたの物語①」、
見てくれた方も多く、反応も沢山いただいてとても嬉しかったです。

それでは早速続きをどうぞ!


大学時代

一生懸命勉強して入った大学でしたが、
特にやりたいことは何もない。

それまでひたすらバスケをしていた僕はハッキリ言って空っぽでした。

1つだけ良かったのは「自由」だったこと。

とりあえず、
なんでもいいからバイトするか。

そんな感じで始めたのがスターバックスでした。


スタバ時代

スタバで働き始めた僕ですが、

実は「スタバ店員」にはなりたくなかったんです。正確には「スタバのこた」であり続けたかった。

一般的に「スタバ店員」ってだけでなんかすごい!ってなるじゃないですか。

僕はそれがすごく嫌で。

「スターバックス」っていうブランドで、
僕を見られたくなかったんです。

同じスタバで働くにしても「こた」にしか出来ないオリジナルを作りたかった。

だから僕は、

・お客様とのコミニュケーション
・ラテアート
・ブラックエプロン

の3つを目標にして働きました。


ちなみに、
ブラックエプロンは1年に1回コーヒーのテストがあって、それに合格するともらえます。


そんな中、「1人のお客様との出会い」が僕の人生を大きく変えました。

その方は少し遠方からいらしていて。
このお店の雰囲気がいいからとわざわざ他府県から足を運んでくださっていました。

僕がブラックエプロンの勉強をしていた時もすごく応援してくれていて。

でも、その方、ある時を境に突然パタッと来られなくなったんです。

そこから1年くらい経って、
ほんとに久しぶりにいらっしゃったのですが、
なんだか悲しそうな表情。

話を聞くと、お父様が癌になられてその看病をずっとしていて病院に付きっきりでお店にも来られなかったそう。

その時、僕は何も言えませんでした。
何も知らない僕が「大丈夫ですよ」なんて軽い言葉をかけられません。

「ちょっと待っててください。」
そう言って僕はバーカウンターに走りました。

そして、試飲用の小さなデミカップにコーヒーと温かいミルクを淹れた「ミルクコーヒー」をその方に渡しました。

そのコーヒーを飲んだ瞬間、
その方の目から涙がこぼれました。

「ありがとう、こんなに温かいコーヒー初めて。」
「今日ここに来てほんとに良かった。」

人の心を動かすもの、
それは「言葉」だけではない。

「たった1杯のコーヒー」でも人の心は動かせる。
そんなことを僕に教えてくれました。


そして、
僕の中で1つ夢ができました。

「自分のお店を作ること」

誰かにとっての居場所を作りたい。

みんな自分にとっての居場所を必要としてる。

みんなにとっての居場所になろうなんて図々しいことは思ってません。

ただ、「自分に居場所はあるのか?」
そう不安になってる人の居場所にはなりたい。

誰でもいつでも帰って来れる場所。
僕はそんなお店を作ろうと思ってます。


それ以降

スタバを卒業してからは、
本格的にコーヒーを学ぶため、
CHAMIというお店で働きはじめました。

休日は、
大阪のコーヒースクールに通ったりもして。

あとはコーヒーの掛け合わせを探してる中でシュークリーム作りを勉強し始めました。

この辺のことは、インスタの自己紹介の投稿やシュープレッソのアカウントの投稿に詳しく書いているので気になる方はそちらをご覧下さい。


現在 (2024年 6月)

今は店舗でのバリスタのお仕事からは一旦離れて、お店作りに向けて日々奮闘中です。

「間借りカフェ」をしたり、「コーヒースクール」を企画したり、「シュークリームの試作」をしたりと色々やってます。

3年後の開業を目標に少しずつですが前に進んでます。


さて、長かったですが、
僕の今までを振り返りました。

これだけ振り返っておいてなんですが、
僕が1番大切にしていること。

それは、

「今日という日を今までで最高の日にすること」

あの頃は良かったなぁなんて思いたくない。
常に前を向いて生きていたい。

それが僕の生き方です。


ということで、
次の投稿で最後にちょっとだけ今の僕について「こたってどんな人?」を綴って終わりにします。

それでは!また次の投稿で!

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