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【主治医の言葉&セルシン】

一昨日、母との久しぶりの大喧嘩でトチ狂った私は、自傷行為をやめnoteにありったけの事を書いたら4時間近くが経過していた。
(過去記事:死にたくなった時どうすべきか〜わからない参照)

昨日になっても胸の動悸がおさまらず、カウンセリングで杉浦先生に全てを話した。

『noteがあって本当に良かったね、そして初めてODしなかったのえらいよ』とお褒めの言葉をいただいた。こんな事で褒められていいのかわならないが、とりあえずこれまでしてきたあらゆる自傷行為をせずに済んだ事は確かだ。

でもまだワナワナした気持ちが落ち着かない、家に帰ったらそこら中の物を投げて、1人で叫んで暴れてしまいそうだ…でもそんな事をしても片付けるのは結局自分であり、自己嫌悪に陥りまた死にたくなる、相方も深いため息をつくだろう、そう思うと何もできない。

死にたくなったとき、気分を落ち着かせるために、これまではアルコールと一緒に処方箋をガブ飲みすることで、前後の記憶をぼんやりと曖昧にして誤魔化し、眠りにつく事しか対処法を思いつかなかった。それらの行為をすると、大体前後の記憶がフッ飛んで、目が覚めると気分がぼんやりと穏やかになっていた。

昔どこかのクリニックで、セルシンという安定剤の注射を打ってもらった事を思い出して先生に話した。

『今日は処方箋も出すけど、今のあなたはまだとても不安そうで衝動性が高まってるからセルシン打とうか』と言われ、コクリと頷いた。

何年ぶりだろう…セルシンは安定剤の一種で、人によってはフラついたり眠気がきたりするらしいが、私はセルシンの注射一本で眠気が来たことなど一度もなかった。

左腕に久しぶりに打った、とても痛かった。でもこんな表面上の痛みなど、心の痛みに比べたらなんてことない。

診察を終え処方箋を受け取り、明日のパンでも買って帰ろうとチャリでパン屋さんに向かった。まだイラついている、効いてない。

次に大好きなフルーツショップで、びわを購入した。いつものおじさんがニコッと笑ってくれた。

叔母の家に寄った際、保険屋さんがたくさん持ってきたからあげる、とブルーとピンク色の綺麗な花をくれた。花はお金の余裕がある時のみ、少しだけ買うことにしている、助かった。

気がつくとスーパーに寄って食材を買っていた。あ、気持ちが穏やかになってきてる…やっと気づいた。外食しようか迷っていたが、帰宅してからご飯を炊き、お気に入りのYouTubeチャンネルを見ながらオムレツとサラダを作った。

あれま、晩ご飯作ろうと思うまでメンタルが回復してる。あ、セルシン効いてるんだ。

猫たちの世話をし、先に私だけ夕食を済ませ、お風呂のお湯に買ったばかりのラベンダーのバスソルトを撒き散らした。ラベンダーの香りに包まれたら精神が穏やかになる。

noteのビューを見ると、なんと7000人を超えていた。Xに繋いでからグッと増えている。Xも怖くなくなった。私の記事をシェアしてくれたピアノ界隈のお友達もいる。

お花を玄関に飾り、一服していたら相方が帰ってきた。

相方は『大丈夫?晩ご飯作ってくれたんだ、ありがとう』と言い、彼が食事をしている間ゆっくりとお風呂に入った。
お風呂の中でひとり、“もう大丈夫、今日先生にODしなかったこと褒められたんだ、セルシン痛かったけど効いてるみたい…″と心の中の自分に話しかける。

“noteを自分の気持ちの捌け口にしたらいいよ″と以前言われた言葉がループした。

そうか、とりあえず今回はこの方法で何とか回避できた。でもこんな記事、誰が読むんだろう?

まぁいいや、久しぶりに早く寝よう!処方箋を水と一緒に胃に流し込んだ。


そう、自分のために書いてるんだ。
まだ書きたい事は山ほどある、これを書き切るまで死ねるもんか。


もうひと眠りして、目が覚めたら続きを書こう。



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