真っ黒なスーツがタンスに眠り、髪の毛が明るくなった頃には世界に絶望しているかも。
世界を綺麗に見せたい大人が通行証代わりにしたのは、色を奪った見た目。
同じ釜の飯を食い、休みの日も共に過ごしてもいつかは終わるその関係。
その度に変わりゆく外見を、世の中では成長という。

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