ちょっとしたことだったんだと思う。
あなたも歩幅が私のそれを1cm超えたぐらいの話。
そこから大きな雪崩が生まれるなんて分かるはずもなく。
もう背中すら見えない。
私の記憶の中ではあなたは私の髪を撫でている。
友達に何度諭されたか分からないけど、私の足は止まったまま。
今頃あなたが撫でる髪は私より綺麗ですか?

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