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5月11日 ある意味バブル 余裕で20,200円

こんにちは!リバーです。

波乱なくGWが明け、波乱なく5月SQが終わりました。
さぁ、11日からは決算ラッシュです。
悪い内容が目立つ事は容易に予想できますが、それに市場は反応するのか。それとも、それすらも折り込み済みなのでょうか。

5月SQ 20,073.69円

5月SQは、前日(5月7日)終値19,720.87円よりも、約350円高い値がつきました。幻とはならず、日経平均は終値で高値20,179.09円をつけました。
日経平均は、NYダウとNASDAQの上昇とハイテク株の影響を強く受けて、2%を超える上昇を見せました。
しかし、これまで強さを見せてきたマザーズは、2%の下落と日経平均とは真逆の様相でした。

アメリカ市場 話題は米中問題へ。

金曜の夜、雇用統計の発表がありました。
アメリカ市場では4月労働市場が急激に悪化。非農業部門雇用者数は前月から2050万人減少し、失業率は前月の3倍余りとなる14.7%に上昇しました。
これに対して、市場は売り一辺倒かに見えたが、トランプ大統領が押し進める経済活動再開による経済環境の改善が期待され、「最悪期は脱した」と判断され、買いが優勢となりました。
また、ライトハイザーUSTR代表、ムニューシン米財務長官、中国の劉鶴副首相が電話協議を行ったため米中関係悪化懸念が後退しました。

アメリカのメディアや反トランプ陣営でも反中感情が高まっており、今後は、米中関係が市場の争点としての比重が高まってくると考えられます。

決算ラッシュ(11日〜15日)

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出典:マネックス証券

大まかに言えば、11日はソフトバンク、12日はトヨタ、13日はソニーとバイオ銘柄、14日はKDDI、15日は金融銘柄でしょうか。
やはり、注目はこれらの銘柄と14日のバイオ銘柄の影響です。

明日の日経平均

明日は先週金曜日の日経平均先物ナイトセッションが、20,230円で終えているところを見ると、20,200円スタートでしょうか。
最近の市場は、米国市場では最悪期を脱したと解釈される様に、やけに強い印象があり、底はカッチカチに硬い印象ですから、悪い決算に反応することはイメージできません。
しかし、コールオプションの値が上がって来ないところを見ると、そこまで高い値段が意識されている様にも見えないという、あやふやな状況です。
鞘狙いの個別銘柄の売り買いよりか、時間的価値の減少により利益を狙えるオプション取引を用いていく方が、利益は狙いやすいと考えます。


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