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5月12日 連騰続く、世界的リスクオン

こんばんは。リバーです。

連休明けから、日米市場が強く、オプショントレーダーの私からすると、コールオプションに目が行きがちです。しかし、日経平均の売買代金が伸びて来ないため、下がる場合には、素早く下がってしまうことが考えられますので、緊張感を持ちながら、ポジション設定を求められており、少々ストレスは高めです。

今日の日経平均

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出典:Kabutan

今日も続騰しました。やけに強いですね。やはり、バブルっぽいです。

この原動力となっているのは、一部の都道府県で緊急事態宣言解除が近いという見方から、経済活動の再開による景気回復への期待でしょうか。

つまり、第一四半期4〜6月が景気の底で、その後は回復する。と市場は考えているようです。

そのため、景気敏感株である半導体や自動車関連銘柄が強かった印象です。

ちょっと見切り発車なんじゃない?と思うところはありますよね。

緊急事態宣言の解除は英断なのか。

政府は、特定警戒以外の34県で今週14日に開かれる専門家会議の意見を踏まえて、5月末までの期限を待たずに、一括して解除する可能性を示唆しています。

また、13の特定警戒都道府県でも、新規感染者の少ない県についても解除を検討する様です。

ここ最近の株価の強さは、これを期待し、先行上昇していることが要因です。

確かに、経済面からすると、早く元の経済環境に戻ることが一番の願いでしょう。

私は、株価が暴落しようが、5月末まで待った方が良いのでは?と考えています。

特定警戒都道府県は、北海道,東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県,茨城県,石川県,岐阜県,愛知県,大阪府,兵庫県,京都府,福岡県です。

上記の都道府県以外の県が解除されるかもしれない34県です。

地理的に特定警戒都道府県に隣接する県、経済環境的に特定警戒都道府県がそれらの地域での経済活動の中心であり、職場が特定警戒都道府県にある場合などが考えられます。

また、全都道府県で緊急事態宣言が出される前に、特定警戒都道府県から、緊急事態宣言の意味をはき違え、コロナ疎開などの行動が多く見られました。

その様な中、34県において緊急事態宣言を解除してしまえば、自粛の動きが一気に緩みが生じてしまうのではないでしょうか。

あまり言いたくはない表現ですが、都会より田舎の方が、医療体制は整っていません。都会から田舎へコロナ疎開が再開され、不要不急の外出が活発になれば、田舎は簡単に医療崩壊が起こり得ます。

やはり、今こそ日本人が持ち得る忍耐で、5月末までの活動自粛を継続すべきではないかと考えています。

明日の日経平均:直近高値は、20,500円

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出典:Kabutan

今日の値動きを見ていると、20,500円に分厚い天井が見えます。3回チャレンジしても、ブレイクはできなかった様です。

本日のオプション取引手口情報を見ても、海外機関投資家が仕掛けている様にも見えませんが、ゴールドマン・サックスはC20,500を買っており、C21,000とC20,000に建玉が集中している様子で、そのつぎと言えば、C22,000です。

明日に20,500円をブレイクとはならないとは思いますが、近々ブレイクを試してもおかしくないと考えています。

また、今晩の米国市場も見ておきたいです。景気回復期待での上昇の流れは、やはり米国市場からですから。



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