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娘の心を強くしてくれた画面越しのあなたへ

仕事で書いていたブログの題名は
「日々感謝」にするくらい
私は感謝することが多い毎日を有り難く思っていました。

今は病気でほぼ寝たきりで
痛みと共に家の中で過ごす毎日でも
感謝することばかりで、本当に有り難く思います。
家族にも友達にも、出逢ってくださった方々に
心から感謝しております。

そして、
お会いしたことのない
画面越しのあなたに
お礼を言わせて頂きたいと思い今日は文を書いています。

今年、娘の辛い体験をnoteに書かせて頂きました。
その記事をnote編集者さんが注目記事にしてくださり
いろんな方が見てくださいました。
オススメをしてくださるあたたかい気持ちも沢山いただきました。

Twitterでも多くの方が見て言葉をかけてくださいました。
あとから知ったのですが
その中に私の大好きな漫画
「ちはやふる」の作者、
末次由紀先生がTwitterで書いてくださり、
その影響が大きく見てくださる方が多かったのだ!と思いました。
本当に有り難く嬉しい気持ちになりました。

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娘はいじめをされてから
ずっと重い気持ちのままでした。
「破けた袋はテープで止めても元にはもどらない」
いじめを受けた人の心は修正はききません。

noteやTwitterで
同じようにいじめを受けた方が
つらい思いを話してくださるたびに、
つらかったね。よく頑張ってきたですね。と抱きしめたくなりました。
娘もひとつひとつ、いただいたお言葉を大切に読んでいました。

中学に入る前の春休み。
朝起きると娘の目が腫れていました。
「どうしたの?」
聞いてみると
「ずっと心がモヤモヤしていたことをBちゃんに全部話した。いじめられてすごく嫌だったこと。悲しかったこと。Bちゃんが大好きだったこと。全部話した。Bちゃんも『ごめんね。自慢の親友だと思っていたのに、りぃりちゃんにひどいことしてごめんね』って言ってくれて、たくさん話した。涙もいっぱい出ちゃって。私、中学になる前にしっかりこのモヤモヤをどうにかしたかったんだよ。モヤモヤしたまま中学生になりたくなかった」
と話してくださり、思わず抱きしめました。
「なかなかできることじゃない。すごいね。頑張ったね」
私の言葉に
「母ちゃんや父ちゃん、それから
noteやTwitterでいろんな人が応援してくれたから。頑張る力がでたよ」
と娘は腫れた目のまま笑顔で言いました。

すごいな!私だったら、なかなかできない。
娘を尊敬しました。

その後もイジメについての本を沢山読んで
「外国ではいじめた子が心の病でカウンセリング受けるようになってるんだって。周りの人も、あの子いじめしてる。はやくカウンセリング受けさせてって言うんだって。日本はなぜかいじめを受けた人が悪いみたいな、小さくなっていないといけないような変な感じだよね」
そのように教えてくださいました。

私もそう思います。
いじめられると自信がなくなる。何してもダメなように思う。
娘が言ったことがありました。
この気持ちを、なくすことはとても難しい。と私は思っていました。
でも、多くの顔も知らない方が
娘にあたたかく、寄り添ってくださったおかげで
自信を少しずつ取り戻し、
今では
「私の経験をエッセイにして本にする。いじめで苦しんでいる人の役にたちたいから」
と、パソコンに向かって一生懸命書いています。

悲しい事にいじめはなくならない。です。
痛ましいニュースを知るたびに苦しくなります。

それでも、
理想論かも知れませんが
いじめによって
傷ついて苦しんでいる人の心を少しでも軽くなりますように、
あなたは悪くない。と
娘は伝えていきたいそうです。

私や夫だけの力では
娘の破けた心の部分を強く強く補強することはできなかったです。
SNSは嫌な事、怖いこと、沢山あると聞きますし、実際そうだと思います。
でも、娘の心が救われ強くなったように
あたたかくて元気をいただけることの方が多くあると私は思っています。

娘は二人の友達から心の傷をうけました。
Bちゃんとは、また新しい関係を築き今も仲良くしています。
「Aちゃんはとは、わかり合えない。中学に入っても昔と同じように誰かを攻撃している姿を見たから」
娘の中で誰とでも和解できるわけではないことを学んだように感じました。
いじめをしている人は、自分が悪いと思わない。
大人になってもそのままだと思います。

noteの編集者さんに感謝の気持ちを伝えたいですが
どのように伝えられるのかわかりません。
末次先生には
「しっかり自分でお礼を書きたい」と娘が言いましたので
ファンレターの宛先にお礼の手紙を送りました。

そして、
娘の書いた卒業文を素敵だね。と言ってくださった方々。
一緒に怒ってくださった方。ご自分の辛い体験を話してくださった方。
たった一度、いいね。や、スキ。をくださった方々、
もう二度と出逢えない方々にも
心からありがとうございます。と伝えたいです。
画面越しのあなたから
どれだけ娘の心が救われ元気をいただいたか
感謝しきれません。
本当にありがとうございます。

可愛い可愛い宝物の娘です。
できることなら辛いこと痛いこと全部私が変わってあげたいです。
でもそのようにはいかないので
娘がこの先もいろんなことを経験し学んでいくことを
親として支えていきたいと思っています。


中学生になった娘は
新しい環境で色々とありますが、元気に楽しく過ごしています。
本当にありがとうございます。

この先も、何かあったときにいろんな方の
知恵やあたたかさをいただいてしまうかもしれません。
私も、できることなら色んな方に
たくさん恩返しをしていきたいと思い日々を生きています。

自分の書いた文を読んでくださることは
当たり前ではなくて、すごく嬉しく幸せで有り難く思います。
読んでいただけることに感謝して
画面越しのあなたに思いが届きますように、と
稚拙な文ですが、心を込めて書いています。

出逢ってくださった方々に
心からありがとうございます。の気持ちと
今日も笑顔で過ごせますよう。と思うことしかできませんが
いつもいつも思っています。

本当にありがとうございます。


【#note感謝企画】
このような機会をくださった川ノ森千都子さん
素敵な企画に参加させて頂き心の底から感謝です。
大好きな大好きな千都子さん、本当にありがとうございました。


最後までよんでいただきありがとうございます。
心から感謝の気持ちを込めて。

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