向いている
私は勉強が好きだ。
頑張らない勉強が好きだ。
知らないことを知っていく、それが面白い。
学生の頃を振り返っても、嫌いな教科はなかったと思う。
物理や科学、数学のサインコサインなども、
なんだか面白い、わくわくするものだった。
全然点数はとれないし、成績は笑っちゃうくらい良くないのだけど、
大学の般教で化学を受講してしまうくらい
好きだった。
思うに
向いているには、好き と、センスがある の
二軸がある。
センスがあるは、一定のレベルになるためにそれなりの時間を必要としない、という感覚で、
すでに強制的に時間を使われてレベルを持っている have も含まれる。
①と②あたりまでがいわゆる 向いている。
③と④は 向いていない ということになるのだろう。
この二軸でいうと、私は
漢字や年号を覚える、英語の単語を覚える、などという類いは嫌い 且つ 努力がいる ④に位置する。
英語は、アメリカで生活を強いられたことによって
一定レベル上のものをもつことができているけど、
好きではないし (②)、当時も苦痛だった。
(そもそも英語なんて、通じれば良い。
違う世界を見るツールだと思っているので、
言語学としての面白さを感じる以外は
他の手段でも可能だと思っている。)
こうして見ると、
さっきの好きだけど点数の悪い理系科目は、③である。
はて、自分には①になるものがあるか、頭を抱えてしまう。
文系だからといっても、国語や歴史、の、漢字や年号は苦手だ。
運動系は、③と④のあいだくらいだし、、、
よく考えてみれば、中学ごろまでの勉強は、
どれも簡単に出来たし大好きだった。
明らかに向いていた①だ。
マイナスとマイナスの掛け算が理解できなかったことを思い出すと、
このあたりからつまずき出している感はあるが、
要領もよく器用だったので、
結構なんでも出来たし面白かった。
こうみると、勉強全般は、一定のレベルまでは①だ
なんだか万能な気がしてくる。
中三になるまでは、とくに塾や公文にもいかず、
幸運にも学校教育で面白さを感じていたので、
義務教育の成功だ。
反対に、運動面はからきしだめで、
体育の授業ではおいつかず、
友達との遊びの一輪車や二重飛びも、
追い付くためにとても苦労した。
出来るようになることの面白さ、
運動面では自信に繋がるほどには感じられなかった。
おそらく小学校辺りで水泳などの習い事をしておくべきだった!
と、今なら思う。
①をもっと見つけると同時に、
苦手な③や、嫌いな②を①に近づけるか
なんてことも大事そうだ。
特に③を①に近づけるには、
単純に人一倍の努力や時間が必要だが、
踏ん張る、見せどころだ。
(③でも良い、と思ってしまったところが私の伸び悩みの原因だ。)
あと、②も、本当は④だったけど
時間をかけたから②になったのだとしたら、
そんな自分を、もっと誉めてあげるべきだ。
もう少し、①探しをしてみよう。
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