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心電くんなど心臓AIなどなど

ごきげんさまです。喜業家つぼです。
喜業家つぼのヘルスケアニュース何卒よろしくお願いいたします。

昨日、心電図医療機器の会社と打合せをいたしました。その関係で、心臓に少し感度が高まったので、心臓を中心にニュースまとめてみました。オンライン診療サービスのアップデートでは、オプティムは、心電図としてApple Watchと連携させるなども注目です。

和歌山県が7年前から遠隔医療に力を入れてきたおかげで、若手医師育成に活用が出来ることなど、今まで遠隔医療が語られてきたものとは別視点で語られるようになりましたね。

それにあわせて薄毛や小児・婦人科に特化している遠隔医療のニュースです。

1)心不全AI 心電くん AMED採択

国立大学法人東京大学(以下、東京大学)とSIMPLEX QUANTUM株式会社は、医師の技量に頼らず在宅にて心不全の検出を可能にすることを目標に、当社が開発をした「SQライブラリ」の一つである心不全AI(I誘導のみの心電情報から、心不全の重症度を97%以上の正確性で判定できるアルゴリズム、特許取得済み)を用いてその効果を実証する研究課題「遠隔医療における心不全早期検出システムの実現」(以下、本研究)が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和3年度 「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(基盤技術開発プロジェクト)」に採択されました。
「SQライブラリ」を活用することにより、デバイスから取得されるI誘導の心電図から心不全を定量的に検出し、心不全発症時に病院受診を促すシステムの構築が可能です。システムから医師へ発出される心不全アラートにより、患者に対し早期病院受診を促し、より早期に治療を行う機会を創出することで、医療関係者、心不全患者の負担が減り、更には医療費の削減につながると考えています。

2)GEの心臓病AI エジソン

医療機器大手 GE Healthcareが展開するAIプラットフォーム「Edison」を以前にも紹介した(過去記事)。同社のような大手プロバイダのもとに多数の医療AIスタートアップが合流し、統合された診断プログラムを提供するのがトレンドとなっている。

3)オンライン診療サービス 各々アップデート

オプティム

オプティム<3694>は3日、「オンライン診療プラットフォーム」のバージョンアップを発表した。「オンライン診療プラットフォーム」は、オンライン診療サービス、オンラインヘルスケアサービスを手軽かつスピーディーに開発することができる。
本バージョンでは、ビデオ通話機能の拡充および、「ヘルスケアデバイス連携」機能の対応項目を強化し、Apple Watchが測定した血中酸素濃度を参照できるようになった。

メドピア

メドピアは6月3日、同社が提供するかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」が、姉妹サービスである、かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」との“アプリ連携”を開始したと発表した。

メドレー

オンライン診療は、コロナ禍において感染拡大を防ぐ診療スタイルとして注目を集めています。実際に、新型コロナウイルス感染症(疑い)患者の初期対応を行う医療機関向けに日本プライマリ・ケア連合学会が作成した「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)診療所・病院のプライマリ・ケア 初期診療の手引き Ver3.0」(以下「新型コロナ 初期診療の手引き Ver3.0」)においても、発熱患者に対するオンライン診療の活用が紹介されています。 株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平)は、発熱患者に対するオンライン診療の活用について、昨年から医療機関へのサポートを継続してまいりましたが、この度、CLINICSオンライン診療を利用する医師へアンケートを実施し、その実態や有効性について調査しました。

4)FRONTEO AI医療機器セキュリティ

FRONTEO<2158>が反発。同社は3日、AI医療機器における秘密計算技術の導入に向け、新規セキュリティシステムの開発を始めると発表した。

5)遠隔医療が若手医師育成に活用

和歌山県では、2014年から公的医療機関などを結ぶテレビ会議ネットワークを構築し、大学病院などの専門医がオンラインでアドバイスを行う「遠隔外来」を運用している。ネットワークの中心となっている和歌山県地域医療支援センターのセンター長を務める上野雅巳氏に、遠隔外来の運用を通して感じる、専門医による遠隔診療支援のメリットや普及に向けた課題について聞いた(文中敬称略)。

6)薄毛治療遠隔医療

「クリエイティビティ×テクノロジー」の力でIP開発を行う株式会社CHET Group(本社: 東京都品川区 代表取締役CEO: 小池祐輔)は、コロナ禍で急速に拡大しているオンライン診療において、診察から決済までをすべてオンラインで完結できるAGA・薄毛治療のワンストップサービス『アフロクリニック』を2021年6月4日より開始しました。
AGA・薄毛治療は通院の難しさや、恥ずかしさ、高額な治療費から治療をためらうという患者さまの声に応えるため、オンライン診療専用サブスク(月額定額制プラン)サービスです。また、治療開始後はLINE上でいつでも相談可能です。

7)キッズドクター 愛知県へ

オンライン診療を手掛けるスタートアップ「ノーススター」(東京)は、子どもが夜間や休日に体調を崩したときに健康相談に乗り、必要があれば医療につなぐアプリ「キッズドクター」のサービスを、年内にも愛知県内で本格的に提供する。新型コロナウイルスの感染拡大で病院に行くのをためらう人もいる中、判断に迷う保護者の需要を見込む。 (竹田弘毅)

8)医療DXネクイノ 22.5億円資金調達

株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表:石井健一、以下ネクイノ)は、この度、株式会社アカツキ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:香田哲朗)を引受先とし、資金調達を実施したことをお知らせいたします。
 2020年11月から実施しているジャフコ グループをメインインベスターとするシリーズBラウンドにおける資金調達は合計で22.5億円、創業以来の累計調達額は約30億円となりました。

9)調剤業務のDX 規制改革推進会議

2021年6月1日、内閣府の規制改革推進会議が開催され、「規制改革推進に関する答申」を菅義偉首相に提出。290項目あまりの規制緩和策には、調剤業務の効率化やオンライン服薬指導を巡る項目が盛り込まれた。今後、答申を基に規制改革実施計画が策定され、閣議決定される予定だ。
 政府の「規制改革推進会議」の答申が1日、菅総理大臣に手交された。手続きにおける押印の廃止や賃金のキャッシュレス化、授業・診療のオンライン化など、多岐にわたる項目が盛り込まれた今回の答申。

10)靴から医療AI

義肢装具を製作する須賀川市のファーストヘルステックは、福島大共生システム理工学類の樋口良之教授と共同で、人工知能(AI)を活用した靴の中敷きの設計システムを開発した。歩行時の力のかかり方や骨格などのデータから一人一人に合った医療用中敷きを設計し、高品質な中敷きの提供につなげる。
医療用中敷きは、足にかかる負荷などを正しい状態に戻し、足の骨格のゆがみなどを矯正するために使われる。従来は義肢装具士が患者の足を見て型を設計するが、AIが客観的なデータに基づいて設計することで、品質の均質化や測定時間の短縮が図れるという。

11)エルピクセル 医療AI性能強化

エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:島原佑基、鎌田富久、以下「エルピクセル 」)は、医用画像解析ソフトウェアEIRL Brain Aneurysm ※1 について、脳動脈瘤候補点の検出精度を改善し、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき一部変更申請を行い、2021年5月13日付で承認を取得いたしました。
 本ソフトウェアは、2019年10月に深層学習(Deep Learning)を活用し頭部MRA画像から脳動脈瘤の候補点を検出するプログラム医療機器として薬事承認を取得し、販売を開始しております。この度、本ソフトウェアにとって初めての一部変更承認となりました。

12)デジタル処方CureApp ワクチン接種休暇制度制定

株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長兼医師:佐竹 晃太)は、社員の健康と安全を守り、不安に対応することを目的とし、新型コロナウイルスワクチン接種を希望する方が円滑かつ安心して接種を受けられる環境を整備しました。全従業員に向けて新型コロナウイルスワクチンを接種する場合は就業時間内扱いとすること、また副反応が発生し就業が困難となった場合に、1回の接種で最大3日間の特別休暇の取得を可能としたことをお知らせいたします。


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