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【看護⑩News】静脈可視化装置で看護体験、タスクシフティングは小手先か?などなど

ごきげんさまです。感護師つぼです。感護師つぼが、毎日検索している【看護】から気になったニュースを抜粋して紹介しています。

高校生が静脈可視化装置で看護体験ということです。今の高校生が看護学生、そして看護師になる時には、今までと完全に違ったトレーニング方法で技術を習得していくことになりそうですし、早くても4年後のことなので、医療現場の方も医療AIやICTなどでいろいろと変わっていそうですよね
急激な変化を感じます。

1)診療報酬改定の疑義解釈(その19)

厚生労働省は7月26日に、2022年度の診療報酬改定の疑義解釈(その19)を公表しました(厚労省のサイトはこちら)。
今回は、▼感染対策向上加算・外来感染対策向上加算▼外来腫瘍化学療法診療料▼特定行為に係る看護師の研修制度▼発達及び知能検査▼人工腎臓(導入期加算)▼鏡視下咽頭悪性腫瘍手術、鏡視下喉頭悪性腫瘍手術▼訪問看護情報提供療養費▼訪問看護ターミナル療養費—に関して、医療現場の疑問に答えています。

2)看護労働組合の要望書 コロナ対策強化

看護師などで作る労働組合の連合会が新型コロナの影響で人手が不足している医療現場の支援や補助を充実させることなどを盛り込んだ要望書を和歌山県に提出しました。

3)中医協での看護職員処遇改善の議論

中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所)と診療報酬基本問題小委員会(小委員長:同氏)は7月27日に看護職員等の処遇改善について議論し、点数設計や対象医療機関の適格性、要件設定など各論の議論に入った。患者数などによるばらつきがより小さくなる入院料を対象に1~100点に細分化した加算を新設する方向で、同日の総会には後藤茂之厚生労働大臣が診療報酬改定について諮問。10月にこの件に限った診療報酬改定が行われる予定で、答申へ向けて詰めの議論に入る(資料は厚労省のホームページ)。

4)看護職の葛藤

救命救急の現場では、どのような治療が行われているのか。『自分らしい最期を生きた人の9つの物語』(KADOKAWA)を上梓した看護師の前田和哉さんは「ICUに運び込まれてくれば、延命治療が最優先になる。このため胸の骨をバキバキと折りながら、心臓マッサージを続けることもあった。私はそんな現場に疑問を持って、救急科を離れることになった」という――。

5)富士フィルムの看護学生向け実習支援システム

富士フイルムシステムサービス 看護師・ソーシャルワーカー養成校向け実習支援システムを提供開始 学生・教員・実習先指導者の3者間における円滑なコミュニケーションを支援

6)看護師のタスクシフティングは小手先か?

厚労省が近くまとめる「厚生労働白書」に、医師や薬剤師を含む医療分野の「タスクシェア」などの改革が必要と明記されると日経新聞が7月27日に報じた。7月27日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)ではこのニュースについて、水曜コメンテーターで経済アナリストの森永康平氏が寺島尚正アナウンサーに意見を述べた。

7)看護職員賃金アップ診療報酬での取り組み

後藤茂之厚生労働相は27日、看護職員の賃金を10月以降引き上げる診療報酬の新たな仕組みを中央社会保険医療協議会に諮問した。2022年度予算の編成を巡る閣僚折衝では、看護の処遇改善を促す特例的な対応として診療報酬本体を0.20%引き上げることで合意していて、その分の財源を使い、賃上げのための新たな報酬を作る。【兼松昭夫】

8)余命3ヶ月の父のための結婚式

 もしあなたが人生の最期を迎えるとき、どんな風に過ごしたいと思うだろうか。もしあなたの“大切な人”が人生の最期を迎えるときは、どんな風に過ごしてもらいたいと考えるだろう——。
 ここでは、終末期の患者の願いをかなえる付き添い看護サービス「かなえるナース」を運営する前田和哉氏の著書『自分らしい最期を生きた人の9つの物語』(KADOKAWA)から一部を抜粋。死期が迫っている父のために結婚式をあげた、篠田さん一家の“親子の絆”を紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く

9)静脈可視化装置で看護体験

大学で行われている最先端の研究成果に触れ、学問の楽しさを感じます。看護師を目指す高校生が、人体解剖学と安全な採血について学びました。 青森中央学院大学看護学部で行われたこのプログラムには、看護師を目指す青森県内の高校生20人が参加し、人体解剖学の歴史について学びました。 その後、皮膚の表面に静脈を投影する「静脈可視化装置」で、自分の腕の静脈を観察。3Dペンを使って自分だけの静脈モデルを作成し、安全に採血できる部位を考えました。

10)家族支援

松本さん(右)と面談する大腸がん患者の女性(手前)と母(奥)(東京北医療センターで)  「私がいなくなった後、長女はどうなるのか……」  7月下旬、東京北医療センター(東京都北区)で、看護師の松本啓子さん(42)が、大腸がんを患う50歳代の女性の不安に耳を傾けていた。  松本さんは、「緩和ケア」と「家族支援」を担う看護師。いずれの分野も、日本看護協会が認定する専門資格を持つ。  この女性と関わるよ…


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