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あなたの伝え方を鍛えて激変!たった1つの訓練方法【放送作家直伝】

なぜ自分の話は人にうまく伝わらないのか?

そんな悩みを解決するための
伝え方の訓練方法を紹介します。


こんにちは、放送作家の村松です。


私はキャリア20年超えの放送作家として
これまで「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「出没!アド街ック天国」「スッキリ!」
「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」「ハモネプ」など
多くの番組制作に携わってきました。


そして20年以上のキャリアで培った伝える技術を詰め込んだ講座を
早稲田大学エクステンションセンターで担当しています。


そこで今回は早稲田大学の講座でもお伝えしている
あなたの伝え方を劇的に変えるための訓練方法を紹介します。


伝え方の訓練をしたいのであれば○○の訓練をやるべきです




結論、テレビ番組作りで使われる
わかりやすく伝える技術=構成術を知ることが解決のための近道です。


なぜなら構成術は、
60年近い間、テレビ番組作りで磨かれ続けてきた
あらゆる世代にわかりやすく伝えるための技術だからです。



あなたの話に聞く人を惹きつけるヒミツ①



例えばテレビ番組の始まり方を見てみると
内容を詳しく説明する前に
「面白そうなシーン」が連発されていませんか?


爆破が起きて芸人があたふたしたり、
とんでもなく高い場所で綱渡りをする謎の人が出てきたり、
今ワイドショーで話題の人に突撃したり。


あなたも一度は目にしたことがあるはず。


これらがなぜ番組の一番最初にあるのか?というと
まだ番組に興味がない人や
どんな番組なんだろう?と少し興味がある人
さらには楽しみに待っていてくれた人など
さまざまな視聴者に対して
「面白そう!」という
見るモチベーションを生み出すためです。


これはいわゆるチラ見せで、
少しでも見ると思わず気になってしまう
という人間の生理に訴えかけるものです。


番組冒頭1つとってもそこにはちゃんとした意味があります。



あなたの話に聞く人を惹きつけるヒミツ②


他にも上記のように細かくいろいろなシーンを積み上げるのではなく、
いきなり1つのネタを長く見せてしまう
というパターンもあります。


これにより、視聴者を番組の内容へと引き込んでいくのです。


どちらも目的は同じで
とにかく制作者が伝えたいこと(このネタのここが面白い!)ということへ
視聴者を巻き込み、導くための手法です。

あなたが文章やブログを書く時を思い出してみてください。


視聴者の興味を掻き立てる内容から始まっていますか?
構成のような組み立てがないと
ダラダラとした流れになってしまうので
いまいち伝わらない・・・
ということが起こりがちになってしまいます。

取説とテレビの冒頭の2種類の例えを出しましたが
これはどちらが良い悪いという話ではありません。


もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。



一気に伝えたいという気持ちをあきらめるとうまく伝わる!


伝え方が上手じゃないかも・・・という人にありがちなのが
自分が伝えたいことを一気に丸ごと発射するパターンです。


あれもこれも、それとあれも言っておかなきゃ!となって
詰め込んでしまう。

実はこれ、かなりやってしまいがちなパターンです。


なぜこれだとマズいのか?


これだと視聴者は理解が追いつかず
あなたの伝えたいことがわからないのです。


すると視聴者は
「もう見なくていいや」
となってしまい離脱します。


聞いてもらえないのだから
伝わらなくて当然。


まずはここを抜け出さないと
あなたの話は伝わりません。

あなたがまだ理解していないことの1つに

発信者と受け取り側とでは
情報の理解度が圧倒的に違う

という真実があります。

あなたは、発信する前に
その情報について調べて、考えて、文章や映像にしてと
かなりの時間を費やして考えていますよね。


その間に、理解度も深まっているはず。


でも、視聴者は
あなたが発信する時に
初めてその情報に触れるわけですよね?


ここの理解度の差を知っていると
あなたの伝え方もガラリと変わります。


次にこっちの情報のがわかりやすいかも・・・
というふうに、1つずつになるはず。


まずはこれから。


でも、これが知っているだけも
かなり変わります。

これにプラスして「切り口」と言う技術を使えるとさらに効果的です。
詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。



たった1つの訓練法があなたの未来を変える



このように
発信者と視聴者との圧倒的な理解度の差を埋めることが
あなたの伝える力を上げるためには欠かせません。


そしてその技術こそ構成術なのです。


このように構成術を知れば
あなた企画やアイデア、表現したいことを
効果的に相手に伝えることができるようになります。


なぜ自分の話は人にうまく伝わらないのか?という
悩みを抱えているあなた。


ぜひ一度、テレビが使っている
わかりやすく伝えるための構成術のヒミツを覗いてみることをおすすめします。

そしてこの構成術は
もちろんテレビ以外にも使えます。


つまり構成術を知ることは
あなたの人生で使える一生モノの伝え方を手に入れるということなのです。


最後までお読み頂きありがとうございます。

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