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ここ1か月で、深呼吸だけしかやったことがなかった呼吸法初心者から瞑想0分→25分になれたコツとステップを書いてみる

毎年8月は妙に忙しい。
なんでかはわからない。
秋から新しい番組が始まる年も
そうでない年も
同じくバタバタしている。
キャリアにも関係なく、
30代の頃からずっと同じだ。

台本を書いたり、
ナレーションを書いたり、
新企画の打ち合わせをしたり、
新番組の企画書をかいたりと
やっていることは
いつもと同じなのに
8月になると
なにかターボがかかったように
慌しくなる。

それで
気がつけば9月。
というのがルーティンだ。

そしてこの8月には
もう一つのルーティンがあって
それが、
今までの自分になかった事を始めてしまう、
という事だ。

始めてしまう、と書いたけど、
ここがポイントで
気がつけば始めていた、
というのが体感だったりする。

よーし、8月だ
新しいことやるぞ!
ではなくて、

あれ、そーいえば
今やってるこれ
いつから始めたんだっけ?
今月(8月)からだ、
というのがパターン。

さらにやることには特徴があって
大体が、
今までずっとやりだかったけど
出来なかったというものではなく、
「なにか突拍子もない事」
をやり始める。

過去で言うと
今まで無地しか履かなかったのに
急に総柄のパンツを買ってみたりして
今までの自分をガラリと変える傾向がある。

たぶん現実逃避なんだろう。

今年も8月の終わりになって
ようやく9月だ、と振り返ると
今年は
呼吸法を始めていた。

そう、深呼吸をちゃんとやる
あの呼吸法だ。

地味。。

色々世の中にあるのに
なんで呼吸法なのか、謎。

これまたそれまで全く興味がなかったのに、
ある日、突然やるか!となり、
まずは5分からスタート。

日記を見返すと
8月2日から始めていた。
多分、7月くらいから結構忙しくて
ここら辺がかなりのピークだったんだろう。

この呼吸法というのは
どうやら瞑想の時に使うものらしい。

でも自分が興味を惹かれたのは
瞑想と言うほどのものでもなくて

ただ呼吸することだけに集中する

というものだ。

でも結構ハードルが高い。

まずは、

呼吸するだけで5分なんて

飽きちゃってできないだろう。。
と思いつつ、
とにかくやってみる。

するとまず分かった事は
目を瞑って5分過ごすことが
なかなかしんどい。

意外と時が過ぎなくて
途中で目を開けて、タイマーを見てしまう。

なかなか上手くいかない。
これはなにかを間違えているのか。。

と思っていたら
ある人のブログで
4.7.8呼吸法というものを知る。

4秒かけて吸って、
7秒止めてキープ、
8秒かけて息を吐く、
というサイクルで繰り返すらしい。

なるほど。
単に吸って吐くだけじゃないのね。

まずはこれをやってみよう。
という事で
最初の1週間は
これとの戦いだった。

普段、呼吸を意識しないから
なかなか慣れない。
でも意識してみると
次第にできるようになる。

4+7+8=19秒。
だからこの1セットを3回やれば
大体1分。
3×5分=15セットやれば5分くらいだ。

すると不思議なことに
あれだけ長く感じ5分があっという間に過ぎるように。

正直、今ので1セット
などと数える余裕はないから、
毎回の4秒、
次の7秒、
その次の8秒のことしか考えられない。

でも、そこに集中せざるをえないから
あっという間に1セットが過ぎて、
1分が過ぎて、
結果、5分が過ぎる、という感覚だった。

ならばと
2週目は10分に挑戦。

これまた最初は長く感じる。
なにしろ今までの倍だ。

でも最初の1週間の経験を生かして
とにかく呼吸に集中する。
するとかなり早く10分に慣れてきた。

そして5分の時と違うのは
終わった時に少しだけ

頭がぼんやりしている感じ

が出てきた事だ。

頭の中の力が、力みが抜けてきた感じ??
なんだか不思議な感覚。


これをもうちょい体感してみたくて
時間を15分に伸ばしてみる。
最初の3倍だ。

この頃になると
時間に余裕があるから
今までとは違うことができるようになる。

最初の5分は
とにかく呼吸に集中。
次はリラックス。
脱力するように力を抜く。

その次は
自分の呼吸や体の反応を観察できるようになった。

今、肩に力が入っているなぁ、
手首がなんだか温かいなぁ、
みたいな
今までわからなかった事に気づくことができる。

ちょっと大げさに言うと
腕の中が温かいのがわかって
そこに血が走っている感じがわかる。

指先にも、ぼわんとして感覚があって
目を閉じていても指の形が感じられるような気がする。
グローブをしているかのように
ここも指の形で、温かさがわかるような気がする。

息を吐いて、その度になるべく力を抜いて
呼吸をしても力まないように、
呼吸のたびに意識しながら
とにかく脱力できるように
少しずつ慣らしていく。

できたり、できなかったりは
まさに一進一退の攻防で、
お、できてきた!
むむ。。力んでる。。など
自分の体のクセになかなかコントロールができない
と言うことがわかってくる感じ。

やればやるだけ発見があるから
結構ハマる。

そうするともう少し色々と知りたくなるので
本も探し出した。

そんなことを探求しているうちに
出会ったのがヴィム・ホフ呼吸法。

信じられない超人的なことをやってのける人なんだけど
とにかく本が面白いので
これはおすすめ。
セミナーを受けてみたい。

(アイスマン 病気にならない体の作り方/ヴィム・ホフ)

4.7.8呼吸法とは全く違うんだけど
呼吸法を行う際に、炎が燃えるようなイメージをすることで
自分の体を温めていくという不思議な効果があるらしい。

早速、本を買って試してみる。
まだ上手にはできないけれど
少しだけ体が温まるような感覚がわかる。
慣れてくると、もっと変化が出そうだ。

同じ呼吸法でも
リラックスできる478呼吸法とは全く違う感じ。


ただ単に吸って吐く、
と言う深呼吸のイメージとは違って
呼吸のやり方を変えると
効果も変わる。

これは驚きだ。
呼吸に色々な流派があるのか??

そういえば、
ヨガでも呼吸を大切に
と言う言葉を聞いたことがあるし、
世界中で色々な人が呼吸法をやっている。

と言うことは
自分が知らない何かが、
そこにはあるんだろう。

時を超えて続いていることは
良い結果が出るから続けていることがある
と思っている。

インドでスパイス料理が愛されているのもそうだし、
ヨガが廃れないのもきっと同じだ。

他の国だって
サウナや冷水浴なんかも
なくならないのには訳があるんだろう。

まずいものは続かないし、
人々がやり続けていることには
何かしら良いことがあるのかも、と最近思っている。

そんなことで
ヴィム・ホフ呼吸法の本を読んでいたたら、
この本の中で出てきた
ツンモという呼吸法も気になった。

ヴィム・ホフ呼吸法のベースになったようなものらしく、
ツンモはチベットの瞑想技術らしい。
チベット?
瞑想技術?
謎しかない。

これは読んでみるしかない。
まずツンモという言葉の響きが気になるし。
なんだかわからないので
これも本を探してみたら
またまた面白そうな一冊を発見したので買ってみた。

(ゆっくり吐くこと/成瀬雅春)

478呼吸法とも
ヴィム・ホフ呼吸法とも
また違うのか。
チベットの呼吸法ってなんなんだろう。
面白そうじゃないか。


1日の中で、呼吸だけに集中するという時間は
今までの人生ではなかった。
でも呼吸法をやろう、という時間を作ると
それがある。

それでわかったことが
どうやら普段の呼吸がかなり早いらしい。

しかも
それが冷え性などの原因になっているみたい。

呼吸のスピードは無意識だから
早いのか、遅いのか
浅いのか、深いのか
自分のタイプすらわかっていない。

多分、無意識のうちに
体のあちこちに力が入っていて
それが知らないうちに疲れを呼んで
溜まりりに溜まったところで爆発していたんだろう。

でも、
もっとゆったり呼吸すれば
体の筋肉の強張りもなくなって
緊張も消えるから、
脱力した時間が増える。


呼吸法を習慣にしたら
それが少しは緩和されるかもしれない。

毎日の疲れを溜めることなく、
少ししずつ取っていくことができるかもしれない。

どれだけ効果があるかはまだ未知数だけど、
しばらく続けてみよう。

何か良い効果があれば嬉しいし、
もしも効果が実感できなくても
今、ちょっと呼吸法が面白くなっていているので
それだけで新しい趣味が増えたようなものだ。

気付けはもう9月。
今年の8月は
なぜかまさかの呼吸法に手を出し、
すでに1ヶ月続いている。

年末頃にどうなっているのか
楽しみながら続けてみよう。


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