放送作家が教える「企画の伝え方2024」冬、3日目は・・・
今回の講座のメインは
「あなたのプレゼンが進行する裏で
聞き手はどのような心の動きとなっているか?」を
意識すること。
よく「聞き手の気持ちになって」というけれど
「それって具体的にはどうやればよいの?」という人もいると思う。
そこでオリジナルのワークシートを用意して
誰でも簡単に
「あなたのプレゼンが進行する裏で
聞き手はどのような心の動きとなっているか?」を
意識できるようにした。
プレゼンをしている最中は
誰でも自分のプレゼンに精一杯で
今、聞き手がどんな気持ちであるか?
にまで思いを馳せることは難しい。
そして実はそれ以上に
プレゼンの前段階=プレゼンを作る段階で
それを意識することが難しい。
理由は簡単で
そういう経験もないし、マインドないから。
習ってこなかったことを
やれ!
と言われても途方に暮れてしまうのは仕方ない。
でも、学べば誰でもできるし
そこから上手くなることができる。
という思いから
5年ほど前に早稲田で構成の講座が始まった。
今回もオリジナルのワークシートを生徒さんに渡して
そこを埋める形で構成を考えてもらったのだが・・・
みなさん、思いのほかちゃんとできる。
最初こそ「むむむ・・・」という空気もあったが
一度やってみればそこまで難しくはなさそうな感じ。
ワークシートのマスを全て埋めると
あなたのプレゼンの内容の流れと
それを聞いた人の反応の流れが
客観的にわかる。
このワークシートの効果は
その2つの流れ
・あなたのプレゼンの内容の流れ
と
・それを聞いた人の反応の流れ
を見ながら
「自分の構成をブラッシュアップ」できるようになること。
あなたのプレゼン1ブロックごとに
プレゼンを聞いた人の反応がある。
そしてそれが連なって
プレゼンを聞いた人の反応→プレゼンを聞いた人の反応の「流れ」
が生み出される。
この流れを客観的に見てみると
あれ?思っていたのと違う印象になってるかも・・・
という疑問が湧いてくる。
すると
その反応を引き起こした自分のプレゼンが気になりだす。
あれ?
この情報って本当にここで出すべきなのか?
もっと前、いや後でもよいのか?
もし仮に別の箇所でこの情報を出すと・・・
という「ブロックの入れ替え」が起こる。
すると自然と
「全体の聞き手の反応の流れ」も変わってくる。
あなたのプレゼンが構成から変化する。
このワークショップを通じて
・最初に自分が作った構成
と
・新たに組んだ構成
とでは
「聞き手の印象や理解度が変わる」
ということを体感して欲しかった。
これをすることで
誰でも自分のプレゼンの精度をUPすることができる。
これが習慣になれば
誰でもプレゼンのクオリティが高い人になれる。
知ってるだけで頭ひとつ抜け出ることができる。
他の人との差は、知っているかどうかだけだ。
そんな気づきの一助になればありがたい。
初日の内容はこちら。
2日目の内容はこちら
最後までお読み頂きありがとうございます。
記事を見てなかなか楽しめたかもという方は 『スキボタンを』
今後もちょっぴり期待出来そうと思ってくださった方は
是非 『フォロー』をお願い致します!
よろしければサポートをお願いいたします!いただいたサポートはnoteをより良くするために使わせていただきます!