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#読書感想

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ビジネス本、小説が好きです。役に立ちそうなエッセンスをシェアします。
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記事一覧

【読了】1962年に書かれた名作と名高い「少女パレアナ」(エレナ・ポーター著)。シンプルな構成でわかりやすい。起承転結の転で見事な展開。どうなるんだろう?と思わせてからの鮮やかな大逆転。なるほど、と膝を打つ素晴らしい構成でした。逆境に負けない主人公の姿勢に心打たれる。

パウロ・コエーリョ作、「ブリーダ」読了。

以前、「アルケミスト」を読んで面白かったので他の作品も読んでみたくなり一気に数冊買ったものの、なかなか読めなかった。「アルケミスト」からかなり時間が経って、そういう意味では「アルケミスト」を読んだ興奮みたいなものはもうなくて、フラットな感じで読めた。個人的な印象だけど、パウロ・コエーリョの文章には、ぐいぐい引っ張られるような、強引な力はない。ハリウッドの映画のような、巻き込まれる印象がない。直木賞の受賞作のようなエンタメ感もない。だけど、パウロ・コエーリョの文章には、静かに流

「「自分には価値がない」の心理学」、読了。

先日読んだ「なぜ自信が持てないのか 自己価値観の心理学」 と同じ著者:根本橘夫さんの本。 「なぜ自信が持てないのか 自己価値観の心理学」とはまた違う気づきを得た。 特に自分にとって刺さった1行は 「自己防衛の姿勢を解く。 心を素直に表出する努力をする」 というもの。 確かにそれができていない過ごし方をしてきてしまったし、 そのまま現在に至ってしまっているなぁ と痛感。 そうなる原因などにも触れていて なるほどそうかも、と思わせる内容。 今後の自分の課題として 「自

「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」読了。

なかなかに発見が多かった本。 量より質。 そしてそれを実行するための考え方と方法がたくさん書いてある。 例えば エッセンシャル思考の人は、仕事を減らすことによって、より多くを生み出す。 こんな考え方は したことがなかった。 でも読めば納得。 確かにその方が良さそうだ。 今までの自分に足りなかったことは この部分を考えることだったんだ。 ここでイエスと言ったら、自分は何を失うのだろうか。 どんな判断をするときも、機会コストを忘れてはならない。 失うものを冷静に計算し、納

読了「ブームを作る〜人が自ら動く仕組み」

ひこにゃんや、うどん県、 今年の漢字などのブームを作り上げた 殿村美樹さんの考えが学べた。 面白いのは 仕掛けを考えるだけではなくて それをどこに打ち込むか? 響かせて、その奥へ届けるところまでを しっかりとデザインしないといけない ということ。 単純に 面白事を考える と思いがちだけど それだけでとダメで というか それだけだったから 届きにくかったんだな。 同じようなことを キングコングの西野亮廣さんも言っていた。 企画を届ける ということは そこまでしっかりと

東大主席・ハーバード卒NU州弁護士と母が教える合格習慣55/山口真由

読了。 勉強法の本は初めて読んだけど 面白かった。 勉強法の本というとちょっと誤解を生むかもしれない。 それだけじゃなくて、 半分くらいは、親の接し方の大切さ が丁寧に描かれている。 このポイントがとても面白かった。 子供は自分の姿勢の鏡なんだな。 それを意識して 時間を大切にせねば、と考えさせられる。 もちろん山口さん自身の勉強法も とても参考になった。 やはり本を読むことが全てにつながる。 東大に受かるための本 と思っていたら大間違い。 これはどんな仕事にも、

ようやく読了。サピエンス全史。

サピエンス全史(下巻)文明の構造と人類の幸福 著:ユヴァル・ノア・ハラリ 年末に読み始めて一章ずつ進めることを基本ペースに 上巻よりは早く読み切れた。 上巻は 人類の進化は 「嘘」の発明によること という事実が面白かった。 嘘を発明して みんなでそれに従うことで 国家とかお金とかを 生み出してきた ということらしい。 下巻は どんなことを教えてくれるのか? と期待しながら読み進めた。 上巻を含めて、 数々の進化をしてきた人間は 「以前より幸せになったのか?」 という

読もうと決めたのは確か一昨年。

去年に上下巻のうち 上巻に手をつけたけど 思いの外、読むのが大変で 読み切るのに時間がかかった。 ようやく上巻を読み終えて、 他の本をフラフラ読んでいるうちに時間が過ぎてしまい 気付けは一年。 このままじゃあ下巻がいつまでたっても読み終わらないので、 一年越しでようやく着手。 やはり下巻もなかなかのボリューム。 なんとか年内に読み終わることを目指し、 少しずつ読み進める。 難しい内容なんだけど 中身は面白い。 読解力が問われる一冊。 #読書 #感想

初めてのパターンに挑戦。

自分なりの本を選ぶ基準は 気になった本をどんどん読む と言う、なんの脈略もない雑食。 なので パターンとして 一人の作者のたくさんの作品を読む と言うことはやってこなかった。 でも、 先日読んだアルケミストは テーマと見せ方のギャップが とても興味深かったので 自分史上初、 同じ著者の作品を一気に3冊購入。 こういう触れ方をすると 少しは作者パウロ・ コエーリョの好みや思考がわかるのか? それとも ただ単に面白さに圧倒されて 楽しんでしまうのかw だから 読む時は、

読了。 「稼ぐ人が実践しているお金のPDCA」著:冨田和成。 個人の人生を 損益計算書とバランスシートで見てみよう と言うアプローチが面白そう。 年末、時間がある時に 一度これで自分の状況を見てみると 何か新しい発見があるかもしれない。 #読書 #お金 #資産 #PDCA

読了。「抜群に評価される人の教科書」。

何か自分ができていないことがあるのではないか? ということを探りたくて手にとった本。 褒めてもらったことを謙遜すると 相手の価値観を否定することなって、 相手も自分も嫌な気分になる という指摘に納得。 「素直に受け取る」ということが大切なんだな。 褒めてもらった時は 素直にありがとうと言えるようになろう。 #読書 #仕事術 #人生

読了。アルケミスト  夢を旅した少年

テレビ東京で放送されている『FOOT×BRAIN』で 選手の愛読書を紹介する企画でやっていた 「アルケミスト 夢を旅した少年」を読んだ。 鹿島アントラーズのDF 町田浩樹選手が 『生きるヒントを与えてくれる。』 と紹介してくれていて興味を持った。 シンプルなストーリーで読みやすく、 まるでお伽話のようなしつらえ。 だけどテーマはとても深く、 きっと読む人がどんな仕事をしているか? どんなビジョンを抱いているか? によって受け取る影響が ガラリと変わる気がした。 歌詞の

サッカーを描いている本ではない。でも・・・

読了。 サッカーものの紀行本ってどんな感じ? と思っていたけど、 とても良かった。 そんなにディープにサッカーの話はしない。 じゃあ何が面白かったのかというと サッカーがある土地の 暮らしや伝統が描かれていること。 それはスタジアムや 近所のパブや 歴史的な一戦の夜など 様々なところに現れる。 有名な都市も そうでない街も サッカーがあることで生まれる豊かな彩りがある。 そこに日本人選手が飛び込むことをきっかけに 著者が出向くことになって、 知り得た現地の文化が紡

紀行もの?っぽい本は ほとんど読んだことがないんだけど 知り合いに 面白いよ!と勧められたので 早速、購入。 読んでみよう。 #読書 #サッカー #欧州