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【ビジネス】注目の中国ベンチャーTuHu:アフターマーケットをつなぐ

結構前の話になりますが、事業再構築補助金申請に通過したことが分かりました。Wordにして15枚、グラフ等も入れて真面目に一万文字弱書いた甲斐がありました。

せっかくの機会を生かすべく、早速インドのエンジニアと日々打ち合わせを進めています。まだ計画段階ではありますが、アフターマーケットでのプラットフォーム構築を目指したいです。

その中で、注目しているビジネスモデルが中国企業のTuHu。2018年にテンセントが500億円出資して、今年1月の資金調達に関するニュースでは企業価値が4000億円だとか。

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B2Cのカー用品ECで、サイト上で購入~修理工場とのマッチングが通貫で行えるようになっています。現時点で2,400以上のフランチャイズと13,000以上の契約店舗ネットワークを構築する巨大事業(出所:Bloomberg)。

タイヤがメインの商材で主要ブランドはほぼすべて取り扱い。売り上げはこれらブランドからの手数料と、ネットワーク傘下工場からの手数料の両輪となっています。Deloitteのレポートによると、’S2C’というビジネスモデルだそうだ。

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オフラインネットワーク構築を始めたのが2016年ということで、エンド顧客のネットワークを武器にオフライン網を急速に拡大できたようです。創業者のMin Chen氏はまだ39歳という若さで、刺激を受けますね。

これだけ大きなサービスはありつつ、自動車保有台数が3億台に迫る中国のアフターマーケット市場機会を捉えるべく、JD.comやNew Carzoneといったサービスも続々誕生しているそう。

中国市場も、最終的にはアメリカのAutoZoneやAdvance Auto Partsのような、タイヤに限らないアフターマーケットのネットワークができていくような気がします。アメリカ市場では、これらの企業が圧倒的なデリバリ―スピード、顧客サービス(無料点検だったり)・ネットワーク店へのサポートを武器に、同分野ではAmazonより強いとか。すごい。(出所:Forbes

バングラデシュの自家用車市場は、新車販売にして年間5千台程度の発展途上!将来の成長を見越して今からできること、たくさん仕込んでいきたいです。

それでは。

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