馴染みの唐揚げ屋さんで素敵な声掛けに遭遇したというお話し

こんにちはこんにちは

生活圏内には色々な唐揚げ屋さんがあって、その時々でありがたく利用させて頂いているんだけど
先日タイトルに書いた様に、その中のある唐揚げ屋さんで
とても素敵な声掛けに遭遇しましたよという今日はそんなお話し

その唐揚げ屋さんは、店内での飲食はできず
お持ち帰りとデリバリー専門店なんだけど、甘辛やタルタル・ネギ塩ダレなど色々な種類の唐揚げはもちろん
アジフライやトンカツなど他の揚げ物の種類も豊富で、何だったらお弁当まで販売されていて
本当に重宝させて頂いています

先日も夕飯というか晩酌のお供に買いに行かせて頂いたんだけど
夕食時の時間帯という事もあって、いつも以上にたくさんのお客さんが番号札片手に並んでおられました

で、いつもの様に注文をして
それはそれは美味しい唐揚げが出来上がるのを、今か今かとキリンさんの首で待っていたその時に当該事案は発生した訳です

商品を受け取る時は注文時に手渡された番号札と交換するんだけど
『○○番でお待ちのお客さま〜』
『はいはい』
『ありがとうございます』
通常ならこの様なやり取り

だけど、あるお客さんは違った!

『○○番でお待ちのお客さま〜』
『はいはい。おぉきに、いただきます〜』
『熱いから気ぃつけてね〜』

こんな風なやり取り

気にしなければ聞き流してしまうやり取りなんだろうけれど、この
『いただきます〜』
という言葉が、とても心地良いなと思った訳です

と、言うのも
確かに持ち帰りのお店だと、作って頂いた商品を頂くのはその店内ではないので、飲食店の様に作ってくださった方に直接『いただきます』と手を合わせる事はない

と、言うか、できない…と、思っていただけだった

そう

このお客さんは本来であれば直接伝える事のできない
『いただきます』
という言葉を作ってくれた人に、食べる時ではないかも知れないけれど、しっかりとお伝えになった

いや
『で?!』
とか
『だから?』
という意見もあると思うし、下手をすると
『えっ?!ココで食べる気?それはやめてや!』
なんて誤解を産んでしまう可能性もあるだろうけど
お持ち帰りとデリバリー専門店で、作ってくださった人に直接
『いただきます』
と仰ったその時のそのやり取りが、あまりにも自然で、何だかとっても素敵というか粋だなと思いましたよという
まぁ、ただそれだけのお話しなのでした

おしまい

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