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僕が一番欲しかったもの | Why in ourly?


こんにちは!ourly株式会社 執行役員CTOの相澤(@tigers_loveng)です!
実は少し前に色々あって対外的にCTOを名乗らせてほしいとCEOに直訴していたのですが、取締役会で承認いただきました。(ここら辺の意図や思いなどは別の記事で書きたいなと思っております!)

前回2月のリレーの際は以下記事を執筆しましたので、こちらもぜひご覧くださいませ!!

今回はWhy in ourly?ということで、なぜ僕がourlyで働くことになったのか、どうしてourlyなのかを自分語りさせていただこうかなと思います。

今年の7月でourlyの立ち上げから丸4年が経ちましたが、長かったような短かったような不思議な気分です…!
元々はペットの殺処分という社会課題を解決したいという思いで、必要なスキルを身につけるために転職活動をしていましたが、色々あってourly立ち上げに携わることになりました。その経緯からお伝えし、現在に焦点を当てて最終的には僕自身の思い、考えを書き記します。

スキル不足を痛感した転職活動

前職は株式会社PLAN-Bという、大阪でWebマーケティングをメインの事業領域として展開しているベンチャー企業で、エンジニアとしてのキャリアのスタートもそこからでした。
3年ほど社内プロダクトの開発から自社サービスの開発、SESとしてクライアントワークなど様々なことを経験させてもらいました。

※ 前職含めたエンジニアとしてのキャリアの歩みはこちらもぜひご覧ください!

PLAN-Bは社員規模で100名を超えており、創業から15年以上経過していたこともあり、ベンチャー企業ながら評価制度含む社内の制度や福利厚生など整備されてきていました。
会社としてのルールも徐々に厳しくなってきたことで僕自身は少しずつ窮屈さを感じるようになり、若いうちはもっともっとガツガツ働いて厳しいカオスな環境で揉まれたいという思いが日に日に強くなっていきました。
そのタイミングで奥さんの東京転勤が決まり、東京で勝負してみるという決断に至りました。

その時、一番関心があった領域がペットの殺処分の社会問題だったので、その問題の解決に取り組むスタートアップの選考を受けていました。ちなみにビットエーは転職活動開始後まもなくWantedlyでスカウトもらったことで「まずは受けてみるか」くらいで選考に乗ったのが始まりです。

※ ペットの殺処分問題に関心があった理由などは昔書いたこちらの記事をぜひご覧ください!

最終面接ではビットエー代表の吉田さん、現ourly代表の坂本、元ourlyCMOの飯野さんという3名とお話しさせていただき、以下のようなアドバイスをいただきました。

  • ペット業界へのテコ入れは政治的アプローチも必要になるからビジネスとしてやるのは相当ハードル高いよ

  • なにより君自身がもう少し力つけないといけないんじゃない?

  • 色々な業種業界を見た上で多角的な視点を身につけた方がより良い解決策が思いつくかも

なんとなく僕自身もそうかなと思い始めていたところでのアドバイスでしたが、スタートアップも選考受けきってから決断したいということを正直に伝えた上で内定をいただきました。

結果としてはスタートアップの方はスキル不足で見送りという結論になり、ビットエーに意思決定しましたが、今振り返ると本当に良かったなと思っています。
熱意と勢いしかなかったあの時に運良く飛び込んでいても、力になれずただただ負債と化してしまう可能性すらありました。

そんなこんなで僕は、エンジニアとしてのスキルアップとビジネス戦闘力を上げることを決意し、意気揚々とビットエーに乗り込みました。

自分が最も欲していたもの

ビットエー入社後、自社業務を行うかたわら現ourly代表の坂本と2人で新規事業のタネを探しては事業アイディアを考える日々が続きました。
2,3個くらいアイディアを考えては消してを繰り返してたどり着いたのが、Web社内報のSaaS事業でした。

※ 経緯は代表がnoteに書いてくれていますのでぜひご覧ください!

その後、新規事業としてスタートするのですが、プロダクトの設計 / デザイン / 開発など諸々が一斉にスタートしたこともあり、それはそれはカオスな状態だったと今振り返ると思います笑。
この時のことは書き出すと一本記事書けそうなのと、僕のwhy in ourly?からずれてくるので別の機会にします。

この時は本当に「これを求めていたんだ!!」という気持ちで思う存分やらせてもらい、自分自身はこういうカオスな環境が好きで、わちゃわちゃしている中で働くことが人生の楽しみなのだと思うようになりました。

今も同じようなカオスな環境があるかと言われるとそのフェーズは過ぎ去ったと感じています。bizチームはThe Modelの組織体制が構築され、プロダクトチームもFour Keysをベースにした生産性の可視化と改善に取り組むなど立ち上げ当初向き合っていた課題の内容と質が随分変わってきました。

では僕の楽しみが失われたかというとそういうわけではなく、相変わらず日々試行錯誤しながら楽しんで一歩一歩進んでいます
体制も状況も変わりましたが、自分史上前例のないことに日々向き合い、毎日が学びの連続で、同じ熱量で仕事する仲間がいるのは変わりません。

今年の1月の全社員キックオフで自分自身のWhy in ourly?を表した言葉を書き初めしましたが、僕は「創造」と書きました。

どんな言葉を書こうかと思い、今までを振り返ってみるとカオスな環境そのものを求めていたわけではなく、カオスな環境を少しずつ整備して正解のない道を進みながら正解を創り上げていくプロセスを求めていたということに気づきました。

※ 書き初めの様子は以下の記事をぜひご覧ください!

思えば、今までの人生は全て「創る」ことが共通項としてありました。

  • 部活の主将として、部のこれからを創る

  • サークルの副会長として、良質な参加者体験を創る

  • 居酒屋のバイトリーダーとしてお店の雰囲気を創る

  • エンジニアとして、良いプロダクトを創る

  • EMとして、活躍する人材を創る

自分自身が最も欲していたものはこの「創るという行為」そのものであり、「カオスな環境」ではなかったということに気づきました。

有形/無形関わらず創る対象を広げていきたい

まだまだourlyは会社として未成熟な部分が多々あり、会社のカルチャーや組織制度、強いチームを創っていく必要があります。
エンジニアとしてプロダクトを創るという行為の一つであるプログラミングは楽しみつつ、文化や雰囲気などの無形のものを創っていくプロセスも最大限楽しんでいきたいと思っています。

自分自身が創造力を最大限発揮できる環境に常にいたいと思い、今はそれを一番体現できるのがこのourlyにあります。
それが僕のWhy in ourly?です。


チーム、組織、プロダクトの創り手となる仲間を募集しています!

最後までご覧いただきありがとうございました。ourlyに少しでも興味を持った方は、まずはカジュアル面談から!気軽にお話ししましょう!


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