ライバルの存在がいるかいないかで大きな差をつける
学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
本日のテーマは『ライバルの存在がいるかいないかで大きな差をつける』
自分の成長や進化が、チーム、組織に影響しているということです。
わかりやすくするため、ぼくの学生時代の話をします。
ぼくは高校を卒業して洋服の専門学校にいきました。
ファッションには様々な科目があり、その中にファッションビジネスという科目がありました。
ファッションビジネスとは、どうすれば洋服が売れていくか、お店ではどのような人が必要か、といったことを学ぶ科目です。
洋服をつくるために学校に行っていたので「この時間なんかイヤだな」と思ってましたが、意外とその授業が一番面白かったです。
その中でも「えっ!?」と思うような話がありましたので、今回お話しします。
学校では教科書が指定されてるように、洋服の学校では毎月の雑誌が指定されていて、学校に行くと毎月、入口に雑誌が置いてありました。
その中に「WWD」というハイブランドが並んだ雑誌があり、それを見ることで世界のファッションの動きや流行り、今年のブランドのテーマを知ることができました。
ブランド特有の個性も含まれてはいるのですが、パッと見るとどのブランドも同じようなデザインが載っていました。
例えば黒が流行りであれば、どのブランドも黒ばかりになります。
ボーダーが流行ると、どの服のブランドにもボーダーのアイテムがあります。
実は洋服をつくるとき、おおよそ1年前からつくっています。
ではなぜ各ブランドが同じような洋服を出しているか?
それは流行り協会のようなものがあり、そこが流行らせる色や柄を決めているからです。
そこですべて指定されているので、洋服屋さんに行くと同じような色や柄が必ずいくつかあります。
そして、そういった流行りは抑えつつ、それぞれの個性を出しています。
ぼくは流行りというものは自然と生まれるものだと思っていたのですが、
実際にはこのように時代の流れをつくっている人たちがいたのです。
話しをまとめていくと、今回のテーマである「ライバルは仲間」というのは、今までの「競争で相手を何とか蹴落としていくぞ」「他社には負けないように蹴落としていくぞ」という風潮ではなく、仲間で協力していく時代ということです。
お互いのよさを出すため、洋服屋さん同士やナイキのようなスポーツメーカーとファッションブランドがコラボレーションすることがあります。
競って走るというよりは共に走るということです。
目の前にラーメン屋さんとラーメン屋さんがあったら、普通は争うかのように営業します。
それでも自分のラーメン屋さんに並んでいる人に、「あちらのラーメン屋さんも空いているのでどうですか」といった提案をして、お客さんを共有し合い、商店街同士で仲良くすることで商店街全体を盛り上げてく、ということです。
仲間意識でお互いにライバルを見つけて、ともに成長していくということです。
プロゴルファーのタイガーウッズは、大会で相手が外したら優勝、という場面で「入れ入れ!」と思うのです。
入れば世紀の一戦となり、ゴルフ業界自体が盛り上がり「ゴルフってこんなに面白いスポーツなんだ」と子供や大人も思うようになります。
最初はそんな余裕ないとは思うのですが、ウッズは自分の優勝よりもゴルフ人口が増えてこの業界自体が盛り上がる、ということを大切にしています。
ヘイトレター(嫌がらせの手紙)を捨てずにとっておきました。壁に貼って、ことあるごとに読み返し、なにくそ、こんなことに負けるもんかと逆にゴルフのエネルギーへ転化したのです。
タイガーウッズ
流行りや流れというものは自分でつくっていくものです。
ぜひ自分たちで流れをつくり、勝利しやすい状態をつくっていきましょう!
映像制作FIVE
https://www.five-tokyo.co.jp
職業紹介 BE THE CHANGE
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Side House
https://sidehouse.jp
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