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シンプルに考える

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


今日のテーマ「シンプルに考える」についてお話していきます。


ほとんどの人があらゆる出来事を複雑に考えてしまうがゆえに、
いろんなものができなくなったりとか、
逆に言いわけを言ってしまったり、
いまの自分の状態がこうだから…といって動きづらくなってしまうことがあります。

たとえば彼女が欲しいという目標設定があったとしたら、すぐナンパに行ったらいいのです。

でも「見た目がこうだから彼女ができない」
「コミュニケーション力がなくて会話ができず彼女ができない」とか、ものごとを複雑に考えてしまうと、
ナンパに行けばいいところを「行かない理由を言って結局前に進めませんでした」となってしまいます。

ものごとを進めていくには、
捨てていくことに挑戦することが大切になってきます。
なにか新しいことをやろうとしても、
会社の上司から飲み会に誘われましたとか、誘われるかもしれないので行けませんとか、
ついつい色んなものごとを断れないために新しいことを吸収できなくなります。

全てが整っていないと進めないという完璧主義の人がいます。
ただ、100%完成するものは基本的にありません。

ぼくもデザインの仕事をしていますが、終わりはないです。
必ず締め日を決めてそこまでやりきって、そのあとはなるようにしかなりません。

自分がリーダーの場合はいいですが、そうでない場合、
基本的にそのリーダーの考えを尊重していくことがぼくは大事だと思うので、
リーダーの意図と違うことになっていたら細かいやり直しが出てきます。

基本的に不完全なもので、どんどん突き進んでいって「こんな感じですかね?」とフィードバックをもらいながら前進していくことが大事です。

そのほかに足を止めている原因としては、
“心配性” “過去の栄光と過去のトラウマ”などがあります。

“心配性”は、例えば車の運転で
道のわきからおばあちゃんが出てきたり、
子どもがボール遊びをして飛び出してくるかもしれない、という危機管理能力ですね。
危機管理能力としての想像力はすばらしいですが、心配症が原因でアクセルを踏めなくなってしまう場合があります。

“過去の栄光と過去のトラウマ”については、
昔これでうまくいったからこのやり方を続ける、
資格をとったから活かさねばならない、と思う人がいます。

人間関係でいうと、フラれてしまったからもう告白しません、友達に馬鹿にされたから新しい人間関係は広げていきませんとか、

明るい自分になったらなったで
「洗脳されてるね」と言われてしまい明るい自分になれないなどのトラウマを理由に、
自分の動きがどんどん制限されてきてしまうことがあります。


失敗グセや挫折グセがついたり言いわけグセがついてしまい、結局どれも複雑になってしまう。
それを解決させるために、ぼくが大事にしているお話を最後にしていきます。


ある男性の物語です。
“ツール・ド・ヨーロッパ5000” というヨーロッパの大会があります。

山や川を越えながら自転車ひとつだけで5000kmこいで行くレースで、かかる日数が約1ヶ月ちょっと。
出場者は8人とものすごく少ないのですが、
旅に出て1日目から身体が真っ黒になり、
足がパンパンになる超過酷なレースです。

この毎日を1ヶ月ちょっと続けていく、
1日200キロ近く走り続けるのですが
8人の人たちの間で合言葉ができたのです。

それは、”こげばいいでしょ!こげば!
チームの合言葉がおのずと発生したのです。


「隊長、今日の気温47度あります!」
「こげばいいでしょ!こげば!」
その一言で終わるのです。

「隊長、この先に峠が3つあります!」
「こげばいいでしょ!こげば!」

「隊長、ジョンの助骨折れてます!」
「こげばいいでしょ!こげば!」

「隊長、今日のホテルはお湯が出ないみたいです」
「こげばいいでしょ!こげば!」


8人の男性はみんなとにかくシンプルに解決していました。
昔は言いわけをしていたが、8人は”こげばいいでしょ!こげば!” で最後までこぎきりました。

ズタボロになりながらもやる人はとにかくカッコよくて、いろんな言いわけをしてあきらめていく人よりも、
シンプルに物事を進めていく人がとにかく”カッコいい”

“こげばいいでしょ!こげば!”
というこの言葉にたくさん救われてきたと感じます。

シンプルに考える” ことは、時に人を救います。
シンプルに考えていろいろなことに挑戦していきましょう!


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