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ちまたのビジネスを振り返る2

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

前回に続き「ちまたのビジネス」についてお話ししていきます。

携帯電話を販売するのであれば、
ソフトバンクがアップルと契約をして、日本で扱わせてほしいとおねがいすると、
ソフトバンクがアップルのプラットフォーム、アップルのつくり出すサービスを使えるようになります。

ソフトバンクの従業員は、ソフトバンクというものを使わせてもらい、
ソフトバンクが使わせてもらっているアップルのサービスを使わせてもらう、
という形になっていきます。

労働者は労働力を対価として、リターンを得ている流れです。

今までは株式会社などの企業でないと、「アップルのサービスを扱わせてほしい」と言っても、なかなかできませんでしたが、
PCやインターネットが普及し、今では個人でもさまざまなサービスが扱えるようになってきました。

もともとビジネスに敏感だった人は、PCがなくてもプラットフォームを使うことはできました。

ぼくも一度、自分で通信会社のプランを勧める権利を持てる説明会に参加したことがあります。

お店で並んでいないプランが用意されていて、そのプランを自分で営業して、
流行らせていいですよ、ということでした。
そうすると、世の中にあるプランよりも少しだけ安くなります。

企業が雇用契約を結ばず、今でいうフリーランスや個人契約みたいなものを結び、
個人に仕事を振り、時給ではなく成果報酬で、
「契約が決まったらお金をお支払いします」ということをやっていました。

インターネットが発達していくと、情報が手に入りやすくなり、
すぐに「コモディティ化」、「一般化」されていきます。

おいしいラーメンを作ったとして、基本的に昔は格差がありましたが、
情報が一定化されていくので、味が似てきます。
破格的な値段を出しているお店も、仕入れ先ルートなどの情報がつかみやすいので差別化されず、
マネしやすいので、同じ値段で売ることができます。

昔は「あそこの電気屋さんが安い」とか、「あそこのスーパーが安い」とか、差がありましたが、
インターネットが発達していくことによって、どんどん均一化されていく時代に入っていきました。

同様に、企業が個人に展開していたビジネスの情報も、
少しずつ個人に入っていきやすくなりました。

昔はかなりのアンテナを張ってる人だけがたどり着けるものでしたが、
少し意識高くて興味ある人だったら、調べて追求していけるようになりました。

そうすると、企業側も時給で渡すリスクが出てきます。

時給で渡すリスクは、結果成果を作って利益を出すことができなくても、
企業が働いてくれている人に支払いを必ずするということです。

成果報酬にすると、利益が出た分に対して、何パーセント支払いするということなので、情報を渡すだけでは、一切のリスクがありません。

先ほどのぼくの経験談のように、
「商材、サービスをどんどん流行らせていってね」と情報を渡しても、
成果報酬なので、会社にリスクは一切なかったということです。

また、世の中にポイントみたいなものが流行ってきています。
お金で渡すよりもポイントで渡した方が、税金面で違いがあり、
友達を紹介すると何ポイントみたいなサービスも出てきています。

インターネットでも、商材のみが販売されていくようになりました。
ぼくがPCを使うようになった時に感動したのが、
データのみの販売というものがありました。

例えば、ドラクエで言ったら、
「スタートした時からレベルがマックスの最強のデータ」
これはメールで販売できるのですが、最初にデータを作るのが結構大変です。

しかし、データを作ったら、あとはPC上でコピペをバンバンするだけなので、
新しい作業はボタンを押すぐらいです。

一つの商品を二つにするのは結構大変ですよね。

目の前にあるお菓子を「この味でいくぞ!」と作ったとして、
味に関しては同じになるかもしれませんが、
コピペのように全く同じはなかなか難しいです。

ポテチを二個目作るとしたらジャガイモが必要で、コピペするには労力、コストがかかります。

情報を販売している人はコストをかけずに新しいものを再生して
販売するということをしています。

その時にインターネットの価値を感じ、世間では情報商材がすごく流行り、
素晴らしいものからうさんくさいものまで、どんどん現れてきて、
一時的にSNSがとてもネガティブなものになりました。

何かがあると、情報商材を売ってくる人が大量にネット上に現れ、
インターネットを通して、いろいろな商材が出てきた時期がありました。

次回はこれからCtoCの人たちがよりビジネスをもっていく時代入っていくっていう話をしていきます。


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