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90年代のシャツ黙示録

ああ、青春。

90年代と言うと今から30年前、僕は高校生の頃だ。最近、90年代の高校生のような服装をしているのだが(まあ、気持ちの話で、しっかり40歳過ぎたおっさんにしか見えないけど)、ここ数ヶ月、90年代のアメリカの古着シャツにハマってしまった。変な蒐集癖を発揮している。困ったものだ。

Polo Ralph Lauren、Tommy Hilfiger、J.Crew。高校時代はアメリカにいたのだが、その時に持っていたり、欲しいなと思っていたものが、なんか今、妙に新鮮に感じている(多分おっさんになったから、懐かしいだけ)。まあ、しかし、良いのである。

古着なので、経年変化がある。当然、汚れがあるもの、シミがあるもの、ホツレや穴、黄ばみ方も違うわけだけれど、シルエットはおっさん体型向きだし、生地も30年ほどを経てほどよくこなれており、何より柄が楽しい。若かりし頃は、ここまで派手なものは選ばなかったかもだが、今はおっさんのアクの強さで着れてしまう。

メルカリか、楽天の古着店で買っている。価格は安いもので2,000円から、高いものだと8,000円くらいだ。特にメルカリとか中毒性があってまずいのだが、膨大な古着から自分好みのものを見つけられた時は何だか嬉しい。絞り込み検索も便利だ。

なんかあんまりUSED着よう的なSDGsムーブメントなつもりはないんだが、新品見るより楽しくなっている。厳密に90年代みたいなことにこだわりがあるわけでもなく、何となく90年代っぽいもの、自分が高校生の頃に欲しそうであったもの、みたいなのが判断基準になっているんじゃなかろうか。

これから海外渡航、海外移住は割と厳しいなあと思っていて、特に持病のこととか考えると難しいのだが、インターネットを介して、海外のモノに触れれるのは良いことだと思う。Etsyで海外の古いものを買うのにハマった時期もあったけど、今はすっかりメルカリで手近なものを買っている。

ブームは巡ると言うけれど、そんなわけで、30年を経て、90年代のシャツ、リバイバルな昨今。なんかテンション上がるのだよな、若かりし頃の気分になれる気がして(おっさん)。

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